輸入レモン安全な食べ方~皮むきレモン酢~美味しい!長期保存も

体に良いと言われるレモン。

不足しがちなビタミンⅭを豊富に含む食品として知られています。

その昔、大航海時代にビタミン不足に悩まされた船乗りたちはレモンを船に積んで必要なビタミンを補給したそうです。

それほど優れた効能を持つレモン!

しかし、残念ながら、日本では、レモンはあまり生産されておらず、日本国内で流通しているレモンの大半はアメリカなどからの輸入ものになります。

でも、輸入レモンは、防虫剤や防カビ剤が使われていると言われているため、ちょっと使うのをためらうことがありませんか?

そこで!

今回は、少しでも輸入レモンを安全に美味しく食べる方法を見てみたいと思います。

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輸入レモンの安全な食べ方とは?

国産レモンと輸入レモンの違いは?

レモンって実は結構栽培しやすい植物なんだそうです。

そのため、農協の直売所とかに行くと、旬の季節になると意外と地元で作られてるレモンが売ってたりします。

でも、なかなか大量に作るのは大変なので、スーパーとかまで出回ることは少ないのです。

国産レモンの一番の産地は、広島県、そして、愛媛、和歌山などになりますが、こういった大きな産地ですら全体の流通量からすると、悲しいくらいの少量かつ、収穫時期も限られてるので、国産レモンを気軽に手に入れるのは困難なのが現状です。

日本国内で流通している国産レモンは全体の1割くらいしかないのです。

残り9割はアメリカやチリなどからの輸入ものになります。

どうりで、国産レモンが手に入りにくいわけですよね。

国産レモンと、輸入レモンの一番の違いは、輸入レモンが船で運んでくる際に、防虫剤や防カビ剤が使われている点。

農薬については、国産レモンの生産でも使われていることが多いので、あまり違いはありません。

あと、値段が大きく違います。

国産レモンは輸入レモンの2倍から場合によっては3倍くらいはするのが一般的。

しかも、この国産レモン、高くても売っていればまだいい方で、スーパーに行くと輸入物のレモンしか売ってない、と言う事が殆どです。。。

でも!

実は、輸入レモンを安全に食べる簡単な方法があるんです。

輸入レモンの安全な食べ方 レモン酢がおすすめ!

輸入レモンを安全に食べる方法、それは、皮を剥いて食べること。

レモンって、皮を少し絞るとホントいい香りがしますよね。

でも、皮の部分には農薬、防虫剤、防カビ剤が付いていて、しかも沁み込んでいるため洗っても完全には落ちません。

ところが、これらの薬剤は、皮の部分には沁み込んでいて洗っても完全には落ちないものの、実の部分までは沁み込んでいる可能性が低い、のです。

そのため、皮を剥いてしまえばかなり薬のリスクを減らすことができる、というわけです。

注意点は、皮を剥く作業中に、実の部分に農薬とか防カビ剤とかがついてしまわないよう、皮を剥く前によく表面を洗うことです。

水洗いだけでは落ちないので、塩や重曹や食品用洗剤でよく洗うことをおすすめします。

そして、一旦皮を剥いてしまうと持ちが悪くなるため、できれば保存できる状態にちょっと手を加えることが望ましいのです。

というわけで!

一番おススメの輸入レモンを美味しく食べる方法、それは、皮を剥いて「レモン酢」にすることです。

お酢につけることで、驚くほど長期保存ができるようになります。

また、漬けたレモン味のお酢が美味しくて、色々使える万能調味料になってくれますよ!

輸入レモンの安全な食べ方 レモン酢が美味しくて長期保存もできる!

レモン酢の簡単な作り方

↓今回は、セブンイレブンで買ってきたレモンを使いました。2個150円。アメリカ産です。

↓塩で表面をよく揉んで洗います。

↓水洗いするだけでは、ポストハーベストの農薬はほとんど落ちません。塩や重曹、野菜用洗剤などを使いましょう。

↓いやー、綺麗で美味しそうですよね~。思わず皮ごとガブリと行きたくなりますが、そこは我慢・・・^^;

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↓皮を剥くとき、なるべくレモンの皮を触らないように皮をそいでいきます。手で持って皮むきすると、手に農薬がついてそれが実の方へ移ってしまいます。また、汁が飛ばないよう包丁はよく切れるものの方がよいと思います。そして、なるべく、ベタベタレモンを触らないよう気をつけましょう。

↓なるべく、皮を厚めにそいでいきます。ちょっと実にかかるくらい切ってかまいません。

↓因みに、この皮の切り方楽でよいです^^!

↓2個とも皮を剥いてしまいます。

↓皮はいい匂いですが、、さよならします・・・

↓レモンの実は、小さめにカットしまして、、、

↓瓶へ詰めます。

↓砂糖を大さじ2くらい。

↓お酢は何でもいいですが、穀物酢が一番クセがなくて美味しいと思います。

↓出来上がり。

砂糖は、作るときは少なめにしておいて、レモンジュースなどにする場合にはお好みで後から足しましょう。

最後に

今回、輸入レモンしか入手できない場合に、少しでも安全に食べる方法を見てみました。

防カビ剤というのは、船積みで輸入される果物などに使われるもので、ある程度浸透しないとカビを防ぐことが出来ないため、果物の中まで浸透することがあります。

そのため、レモンの場合、皮を剥いても100%取り除くことはできない、というのが実態のようです。

輸入レモンの防カビ剤などについての検査は、東京都健康安全研究センターなどが毎年検査していますのでご参照ください。
東京都健康安全研究センターのHP⇒http://www.tokyo-eiken.go.jp/files/archive/issue/kenkyunenpo/nenpou69/69-21.pdf

ただ、レモンについては皮を剥いてしまえば、気にする必要がない程度の残留量になる、と言う事が言えます。

どのくらい気にする必要がないかと言えば、皮を剥いたレモンであれば、毎日丸ごと2~3個食べ続けても全く問題ないレベルです。

ということで、今回は、輸入レモンを食べる場合という前提で、安全かつ美味しい食べ方、ということでご紹介させていただきました。

でも。

たとえ少量でも農薬がついてるなんてけしからん、という方は国産レモンをお探しください^^!

まとめ

今回は、輸入レモンを安全に食べる方法を見てみました。

レモン酢にすると、めちゃくちゃ持ちがよくなります。

また、このレモン酢が大変使い勝手がよく、お酢の代わりになんにでも使えるので、一度お試しください。

以上ご参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

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