水中ウォーキングは痩せる?消費カロリーやプールでの注意点

プールでダイエットに取組もうとする場合、水泳初心者の方でしたらウォーキングから始めるのもおすすめです。

水泳は苦手で長く泳げないから運動不足の解消にならない、などという方でも、水中ウォーキングを併せて行えば十分なカロリー消費となりダイエット効果もばっちりあげられます。

また、持病などがあって激しい運動が出来ない方でも水中ウォーキングならご自分のペースで取り組むことが可能です。

今回は、水中ウォーキングのカロリー消費や、取り組むにあたっての注意点などについてみてみたいと思います。

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水中ウォーキングは痩せる?

私、一時期腰痛(というか正確には坐骨神経痛です)を患ってしまい、起き上がる姿勢が取れないほどひどい状態になったことがあります。

腰痛になったときの体験談の記事です。こちらも併せてどうぞ!

おしりが痛い坐骨神経痛で座れない。原因と対策は?

水泳をやり始めたのはダイエットの理由もありましたが、この腰痛対策でもありました。

しばらく安静にして回復してきたころ、リハビリのためプール通いをしたのですが、最初の頃は泳ぐことが出来なかったため水中ウォーキングに取組みました。

水中ウォーキングだと足や腰への負担が非常に少ないわりに、筋力を使わないとうまく歩けないので、30分くらい続けていると体がポカポカしてくるくらいです。

丁寧に歩けば、水泳と違って顔を水に付けずに済むので、水泳が苦手な人でも取り組みやすいと思います。

水の中だと大股でも歩きやすいので、ゆっくり大股で歩けば、運動強度も上がり股関節を柔らかくするストレッチ効果も期待できます。

腕を大きく振りながら早歩きで歩くと息が切れてくるくらいの運動量にもなるので定期的に続ければダイエット効果も高い運動です。

水中ウォーキングは、水の浮力のおかげで体にかかる負荷が小さくなるのと、水泳以上に強度の調整がしやすいので、自分のペースで運動量を調節できる、取組みやすいエクササイズと言えます。

膝とか腰などの体の関節に持病があるなど体を痛めた方のリハビリや、高齢者の方のほか、妊婦の方(*お医者さんにご相談しながらにしてくださいね!)にもおススメの運動です。

水中ウォーキングは痩せるの?消費カロリーは?

水中ウォーキングによる消費カロリーは、体重70キロの人がほどほどの速さで歩くと、一時間当たりの消費カロリーは

330キロカロリーくらい、になります。

同じく体重70キロの人が、陸上で行う普通の歩行で消費するカロリーは、一時間当たり

260キロカロリーくらい、ですので

陸上のウォーキングと比べても、消費カロリーが大きいのが分かります。

水泳ほどは消費カロリーは大きくないですが、継続的に取り組んでいけばダイエットの効果も高い運動です。

水中ウォーキングのプールのメリットや歩き方と注意点など

水中ウォーキングに必要な準備と持ち物は?

水中ウォーキングでは基本的には水泳と同じ持ち物があれば大丈夫です。
ただ、水泳と違って、耳栓は不要ですね^^

<必要な準備と持ち物>
・水着
・タオル
・ゴーグル(なくても大丈夫)
・水泳帽

あと、少し長い時間やる場合には喉が乾いたりするので、飲み物を持っていくとよいかもしれません。
(ただし、飲食物の持ち込みが禁止のプールもあるので事前に確認するようにしましょう)

水中ウォーキングのメリット

プールで行う水中ウォーキングですが、普通のウォーキングと比べるとこんな点がメリットとして考えられるでしょう。

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体への負担が少ないわりに運動量を得られる

水中だと水の浮力で体への負担が小さくなります。

そのため、腰やひざに痛みをもっていてジョギングやウォーキングなど陸上の運動がしずらい人でも取り組みやすい運動です。

また、日ごろ運動不足だったり、体重が重い人が、運動を始めてみよう、という場合でも、怪我のリスクが少ないため適しています。

水中でのリラックス効果

水にはストレスを減少させる効果があるとも言われており、ただ水に浸かるだけでもリラックスできる効果が期待できます。

また、スポーツジムなどの室内プールは季節によって温度が丁度良く管理されているので、夏の暑さや冬の寒さも関係なく快適に取り組むことが出来るのもメリットです。

天候に左右されない

プールは室内ですので、天候に関係がありません。計画的に予定を立てることが出来るのも大きなメリットです。

水中ウォーキングの注意点

ウォーキング用のコースを歩く

ジムや市民プールなど施設によって、ウォーキングできるコースはきめられています。
プールに入る前に、受付や案内板などで確認するようにしましょう。
初めてのプールでコースが分からないときは、事前に係の方に確認すると良いと思います。

コースで泳いだり水しぶきをあげたりしない

ウォーキング用のコースは、特に決まった歩き方のルールはないことが多いです。前歩き、横歩き、後ろ歩き、など皆さん自由にやっています。
ですが、泳ぐのはやめましょう。泳ぐのであれば水泳のコースに行ってやるべきです。
また、ウォーキングコースはゴーグルをしていない人も多いので、必要以上に水しぶきをあげるのも迷惑行為の一つになりますので注意しましょう。

コースの途中で立ち止まって休まない

疲れて休むときは、コースの途中で止まると人の迷惑になります。急に立ち止まると後ろから来た人とぶつかったり、と、危険な行為にもなりかねませんので、休む場合にはプールからあがる、もしくはコースの脇によけて人の迷惑にならないよう注意をしましょう。

前後の人に接近しすぎないよう注意

水中ウォーキングは、体調や体力に合わせて、色々なスピードで歩いている人がいます。自分と異なるペースで歩いている人にぶつかったりしないよう注意をしながら歩きましょう。

大声でおしゃべりしない

水中ウォーキングは、お友達とおしゃべりしながら取り組みことができる点もメリットとしてあげられます。ただし、プールは大半の人が運動することを目的に来ており、大声でおしゃべりするのは迷惑行為になります。適度なおしゃべりで、楽しみながらウォーキングすることを心掛けましょう。

水中ウォーキングの歩き方

最後に、水中ウォーキングの歩き方です。

1.頭上が天井につるされているような感覚でまっすぐ立つことを意識する
2.視線をまっすぐ前に
3.お腹をぐっと締め、骨盤が前に出すようなイメージで1歩ずつ大きく踏み出す
4.歩幅は肩が水に浸かるくらいまで、大きくとる
5.腕を大きく振る

そして、慣れてきたら、徐々にウォーキングのスピードを上げるようにしましょう。

水中ウォーキングの歩き方で大切なのは、なるべく歩幅を大きくすることです。歩幅を大きくするとことで、脂肪燃焼効果UPが期待できます。

また、腕を大きく振ることも大切。体全体を使って歩くことを意識して歩くとよりダイエット効果が大きくなります。

まとめ

水中ウォーキングは、体への負担が少なく、怪我をしている人のリハビリにも大変向いている運動です。

私自身、腰痛のリハビリに水中ウォーキングに取組み、大変効果がありました。

また、普段運動不足の人がいきなり激しい運動に取り組むは危険ですが、水中ウォーキングは取り組みやすい運動と言えるでしょう。

継続すればダイエット効果も大きい運動ですので、これから運動を始めようとしている方にもおすすめです。

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