七夕の食事とその由来など。子供も喜ぶ簡単レシピのご紹介!

もうすぐ7月7日、七夕ですね。

七夕って桃の節句のひな祭りや端午の節句の子供の日と同じく5節句の一つとして昔から日本人にとって欠かせない行事の一つでした。

でも、ひな祭りや子どもの日みたいに、あまり七夕に食べる決まった食事ってイメージがないと思います。

ところが、実は七夕にも昔から食べられてきた食べ物があるんです!

それがどんな食べ物でどんな由来があるのか見てみたと思います。

あと、七夕というとご近所とか子供の友達とかが集まってパーティーしたり、ということも多いのではないでしょうか。

そんなパーティー向けの簡単レシピもご紹介したいと思います!

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七夕の食事とその由来

七夕は「しちせき」といって、もともと日本にあった旧暦では、お盆が7月15日ころであったことからお盆入りの準備の日としてお盆との関連がある行事でした。

戦後、新暦に変わってお盆が8月になったことからお盆との関連性は薄れ、七夕祭りとしての行事が残るようになりました。仙台や平塚の七夕祭りは有名ですよね。全国各地で七夕のお祭りが催されていると思います。

また、笹竹を立て、五色(青、赤、黄、白、黒または紫)の短冊に、詩や歌、願い事を書く風習は、寺子屋が普及した江戸時代になって定着したようです。

うーん、やっぱり江戸時代って偉大ですね。江戸300年の歴史でどれだけ今の日本文化が形作られてきたことか。。。

そして、七夕のころ、というのは麦や瓜、なすなどの畑作物の収穫祭が行われる時期でもあり、昔から麦から作られる冷や麦や冷やしそうめんを食べる習わしがありました。また、冷や麦やそうめんは天の川を表している、という説や、願いの糸(願いを込めて笹竹の咲につけて織女星にささげる五色の糸)をまねているともいわれています。

七夕に食べる食事というのは、そうめん、なんです。

七夕の食事で子供も喜ぶもの

七夕に食べる食事のそうめん。

暑い夏に冷たくさっぱりしているので夏にはご家庭で作られることも多いと思いますが、七夕の時は、七夕らしく、少し手を加えると、おこさんもすごくよろこんでくれると思います。

ニンジン、パプリカ、きゅうりなどの色鮮やかな野菜や、ハムなどを星形に型抜きしたものを飾りで加えると、華やかな「七夕そうめん」になります。

あと、七夕というと、何故か「七夕ゼリー」

これは由来が謎なんですが、各地の小学校の給食で七夕の時だけ配られる、星の形をしたラムネなどが入っているゼリーです。

学校給食で配られる七夕ゼリーですから味自体は普通のゼリーで特別高級素材がつかわれているわけではないようです。笑

ただ、この七夕ゼリー、時期があまりに限定しすぎているからだと思いますが、市販ではあなる売ってるのをみかけません。

ただし、星型に型抜きしたメロン、パイナップル、スイカなどのフルーツを加えたゼリーにすれば美味しい「七夕ゼリー」を簡単にご家庭で作ることができます。

七夕に、食べておいしい、手作り七夕ゼリーをご家庭で作ってみてはいかがでしょうか。

七夕の食事、簡単レシピのご紹介

七夕というと、内輪で集まって簡単なパーティーをやったりすることも多いと思いますので最後に、パーティー向け簡単レシピをいくつかご紹介いたします。

1.<簡単鮭ご飯 3~4人前>

~材料~

塩鮭の切り身:2~3
ネギ:1本
しめじやえのきなどのキノコ類:適量
米:3~4合
しょうゆ:少々

~作り方~
①お米を研いで炊飯器にセットします。野菜から水分がでるので、気持ち水を少なめにしてください。
②ネギをみじん切り、しめじやキノコは、石突を丁寧にとってから食べやすい大きさに切ります。
③②と鮭の切り身をお米と一緒に炊飯器に加えます。
④③にしょうゆを少量(大さじ2~3程度)加えます。しょうゆは入れすぎると焦げがきつくなるので注意ください。塩鮭の塩分があるのでしょう油は少なめで大丈夫です。
⑤通常のご飯モードで炊きます。
⑥出来上がったら、鮭の皮と骨を丁寧とってから、全体をよく混ぜて出来上がりです。

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少しおこげできると思いますが、これが香ばしくて美味しいんです!

鮭のピンクが鮮やかな、簡単鮭ご飯。

トッピングに、キュウリのせん切り、錦糸卵など色どりあるものを載せたらもっと華やかになると思います。

2.<野菜たっぷりつくねハンバーグ>
~材料~

鳥のひき肉:2~300グラム
ネギ:1本
キャベツ:大きい葉を数枚
えのき:一袋
卵:1個
片栗粉:おおさじ1
しょうゆ:大さじ1くらい、
みそ:大さじ3くらい、
ごま油:少々

~作り方~
①ネギとキャベツ、えのきをみじん切りにして、ひき肉に加えます。
②いったんよく混ぜます。
③②に卵、みそ、しょうゆ、ごま油を加えてさらによく混ぜます。
④少し様子をみて、あまり緩かったら、つなぎに片栗粉を加えます。
⑤さらに混ぜ合わせて、全体が良くなじんだら、少したたいて空気を抜き、ピンポン玉くらいの大きさを取ってフライパンでじっくり焼きます。
⑥焼くとき、最初はフライパンに蓋をして、中火で片面に焦げ目が少し付くくらい良く焼いてからひっくり返して裏面をさらにじっくり焼き、両面に焦げ目がついたら、弱火にして蓋をし、中まで火をよく通します。
⑦中まで火が通ったら出来上がりです。

*片栗粉は、入れすぎると焼いた時の仕上がりが固くなって触感が悪くなるのでご注意ください。混ぜ合わせたタネの状態では多少緩いかもしれませんが、焼くと固まります。

キャベツを少し多いかな?と感じるくらい入れると、出来上がり、シャキシャキした触感が楽しめ美味しく出来上がります。

味噌としょう油で味付けしてるのでタレ不要です。少し餃子っぽい食感があり、お子さんも喜んで食べてくれると思います。

3.<野菜たっぷり具沢山スープ>

~材料~

ブロッコリーとブロッコリーの茎:3分の1~4分の1株分くらい。
キャベツ:適量
しめじ、しいたけ、まいたけ、えのきだけなどキノコ類:適量
ネギ  :1本
もやし :半袋位
にんじん:1本
豚肉もしくは鶏むね肉:適量
塩、鶏がらスープ、ごま油

肉は、豚肉だとコクが出て、鶏肉だとサッパリした仕上がりになります。どちらでも美味しいです。

~作り方~
①ブロッコリーは、水でよく洗います。ブロッコリーの茎は、皮をそいでから短冊切にします。
②キャベツはみじん切り、キノコ類は適当に少し細かく切ります。
③もやしは軽く洗い、ネギは、洗ってから適当な切り方でOK.にんじんは皮を剥いてから軽く切ります。
④肉は、少し細かめに切ります。(鶏肉の場合は短冊切が歯ごたえがあって美味しいです)。
⑤すべての材料を鍋に入れて、水を少量加えます。
⑥火にかけて煮ます。最初強火で、煮立ったら丁寧に灰汁をとり、弱火でコトコト煮ます。
⑦塩、鶏がらスープ、ごま油を加えてから、さらにコトコト煮ます。時間にして30分くらい弱火で煮ます。

よく煮ると、ブロッコリーがトロトロになってくるので、大体その位まで煮たら出来上がりです。

当初、とろみをつけるため、最後に片栗粉を少量入れていたのですが、試行錯誤を繰り返して、野菜がトロトロになるまで煮込むと片栗粉なしでめっちゃ美味しい出来上がりになることが分かり、以後片栗粉なしでトロトロスープにしています。

味付けは、鶏がらスープと塩とごま油だけ。野菜と肉の出汁が出て、この味付けだけで美味しいスープになります。コツは、水を少なめにして、野菜の水分で作るスープにすることでしょうか。

煮込むのに多少時間はかかりますが、材料を切って煮込むだけなので、簡単です。

そうめんなどの冷たい食事の後に、温かい野菜スープはお腹にも優しくよろこばれると思います。

まとめ

七夕そうめんや七夕ゼリーやご紹介した簡単レシピを参考に、楽しい食事を作って、七夕パーティーを楽しんでください!

以上ありがとうございました。

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