たくさん汗をかいてデトックス効果がある、ということで人気のホットヨガ。
実際に私も通っていまして、ホットヨガで毎回大量に汗をかいています^^!
通っているうちに、汗腺が元気になって汗をかける体になり、健康に良いことは間違いないと思います。
ただ、なんでもそうだと思いますが、過ぎたるは及ばざるがごとし、、、ということでやり過ぎは禁物です。
実際にやってみていて感じるのは、かなり高温の部屋でやるので体調が悪いときにはやめておく、など、注意点を守らないと危険な面もあるかな、ということです。
今回は、ホットヨガを安全に楽しみながら、かつ、効果を高めるためにも注意しておくべき点などを見てみたいと思います。
ホットヨガは危険なの?
何故ホットヨガは危険、ということを言われることがあるのでしょうか?
主な理由は二つありますが、いずれも気をつければ大丈夫な理由と考えられます。
一つは自律神経を乱すケース、もう一つは脱水症状のケースです。
自律神経を乱してしまうケース
まず、自律神経を乱してしまうケースですが、人の体には体温を一定に保つために、寒いときには体温をあげようと副交感神経が働き、暑いときには体温を下げようと交感神経が働く仕組みが備わっています。(自律神経といいます。)。
ただ、自然界にはそんなに急な温度変化というのはありえないため、この体温の調整機能は急激な温度変化が繰り返されると対応しきれなくなってしまうのです。
暑いところと寒いところへの行き来を繰り返すと、この自律神経が変調をきたし体調を崩してしまうのです。
汗をかいたり、体温調整を行う自律神経の働きがおかしくなると、正常に体が温まらなくなり、汗をかきにくくなったりしてしまい体調がおかしくなってしまいます。
この点については、生徒であれば一日に何度もホットヨガのクラスを受けないようにする、週に受ける回数を多くし過ぎない、などで回避できますが、インストラクターの方の場合はそうも言ってられません。
そのため、この自律神経を乱してしまうケースは、生徒よりむしろ、インストラクターのほうに多いそうです。
脱水症状、熱中症のケース
ホットヨガを受けると、インストラクターから口が酸っぱくなるほど、水分を取るよう注意があると思います。
あまり汗をかかない人など、油断して水を飲まないでいると、脱水症状に陥ることがあります。
脱水症状や熱中症の症状というのは、頭痛、吐き気、めまい、動悸、息切れ、過呼吸などです。ただ、これらはいずれも、きちんと水分補給をすることで回避できます。
夏の猛暑の中、屋外に出るときには熱中症や脱水症状に注意すると思いますが、ホットヨガでもそれと同程度の注意を払って参加すれば特に怖いことはありません。
このように生徒として参加する分には、注意は必要ですが、危険ということはあまりないだろうと思います。
因みに、ホットヨガに参加して心筋梗塞とか脳溢血になって病院いき、といった事故があったこともあるそうです。
でも、それをもってホットヨガは危険というのはどうかと思います。
そもそも、心臓とか血管とかに少しでも不安を持っているような方はホットヨガは絶対に参加しない方がよいと思います!
ホットヨガは40℃近くの気温の中で1時間近く体を動かすのですから、それなりに体調を整えてからでなければ危険性があるのは言うまでもないことかと思います。。。
ホットヨガの効果を高めるための注意点は?
ホットヨガは温度の高い部屋でやるので、いつも以上に体が温まり関節なども柔らかくなった気がします。で、つい伸ばし過ぎて逆に痛めてしまう、、などが結構ありますので注意しましょう。レッスンが始まる前に、できれば準備運動としてストレッチなどして体をほぐしておくとより効果的にレッスンを受けることができるようになります。
ホットヨガを安全に楽しむために
水分補給を必ずする
水分補給については、できるだけこまめにとるようにした方がよいです。
500㎜入りペットボトル2~3本は持っていた方がよいでしょう。
私の場合は、スポーツドリンク1本、普通の水2本の3本用意して参加していますが、1時間のレッスン中に最低2本は飲んでしまいます。
レッスン終了後体を冷やさないよう注意する
終わった後は、ロッカーへ移動するまでタオルを羽織るなどして体を冷やさないよう注意したほうがよいでしょう。
体調が悪いときは参加しない
そして、これは心構えですが、楽しみにしていたレッスンの日というのは、多少体調が悪かったりしても、無理して参加してしまいたくなるものですよね。
でも、体調が悪いときにホットヨガをやると、逆により体調を悪くすることもあります。
ぐっとこらえて、体調が悪い日は参加をあきらめましょう。
普段から体調管理を気をつける
ホットヨガは通い続けていると体調が改善すると思いますが、普段からの体調管理も重要です。
食事に気をつけたり、睡眠を十分とったり、上手にストレスを解消したり、、、
ホットヨガに参加しているだけで健康・元気にはなれませんし、むしろ不健康な状態で参加すると、逆に体調を崩す原因にもなりかねません。
ホットヨガ以外にも普段から運動することを心掛ける
普段全く運動しないで、週1回ホットヨガのクラスに参加するだけ、というのでは運動不足の解消にはならないと思います。
というのも、相当上級者クラスとかでない限り、運動量自体はそれほど多くないからです。
かなり汗をかくので運動した気分にはなるのですが。。。
また、ヨガのポーズをとるにも筋力や柔軟性があったほうがしっかりした姿勢がとれるようになります。
そのため、同じポーズをとるのでもより効果があがるようになるのです。
普段からある程度ストレッチやウォーキング、軽い筋トレなどやって体力をつけながら、ホットヨガにも通う、というのが、よりホットヨガに通う効果を高めることが出来ると思います。
おすすめは、自宅用のマットを買って(スポーツ店などで1000円くらいで売ってます)、家でヨガのポーズの復習を時々やることです。
ヨガの基本的なポーズでもしっかりやろうとすると、かなりの筋力と柔軟性が必要になりますので、普段多少でもやっておくとかなりの効果があるとおもいます。
まとめ
どんなスポーツでも危険がないものはないと思います。
ホットヨガも同じで、危険な点を十分理解して準備と注意を払って参加すれば、安全かつ効果を高めることが出来ると思います。
一度試してみてはいかがでしょうか。
以上ご参考になれば幸いです。
ありがとうございました。
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