年末年始は、忘年会や新年会、帰省して親戚との家族飲み、旧友との飲み。。。
など、お酒を飲む機会が増えますよね。
つい飲みすぎて、朝起きたら二日酔い、なんていうときに効果のある食べ物や飲み物を整理してみました!
二日酔いに効く食べ物
二日酔いとは?
二日酔いとは、アルコールを、自身の代謝能力以上に摂取することにより引き起こされる症状です。
よく、ちゃんぽんで飲んだから二日酔いになった、、とか言う人がいたりしますが、ちゃんぽんで飲むこと自体は全く関係ありません。
単に自分の許容量を超えて飲んでしまい、それが体に残っている状態が二日酔いです。
アルコールは、体で分解される過程で、アセトアルデヒドという有害物質に分解されるのですが、これが体内にまだ残っていることで不快な感覚が続いた状態というのが二日酔いなのです。
基本的には、夜間に酒を飲みすぎたときに、翌朝の起床後、顕著に現れます。
この、アセトアルデヒドという成分ですが、これはさらに体の中で分解され、最終的には体外へ排出されます。
このアセトアルデヒド、日本人などの黄色人種の人には先天的に分解する力が弱い人がいるそうです。
アセトアルデヒドを分解する能力の低い人は、顔が赤くなったりお酒に弱かったりするのです。
逆に、白人系の方や、黒人系の方は、遺伝的に殆どの人がアセトアルデヒドを分解する力が強く、結果的にお酒にも強いのです。
われわれ日本人からすると、外国人の方というのはお酒に強い、というイメージがあると思いますが、これはこのような理由によるものなのです。
よく映画や海外ドラマなんかで、バーボンのショットをグイっと飲み干したりするシーン、あったりしますが、あれってかっこいいですよね~。
でも!
あれって、日本人がやると大抵の人が間違いなくすぐぶっ倒れますよね。。。笑
二日酔いのときの注意点
二日酔いになってしまった朝、特に仕事がある日の注意点の一つに、飲酒運転があります。
「一晩寝たから疲れがとれてるはずだし大丈夫だろう」、などと考えて車を運転しては絶対にいけません。
呼気中のアルコール濃度が0.15%/ml以上だと飲酒運転になります。
二日酔いの時というのは自分で感じてる以上にアルコールが抜けていないものです。
飲酒運転で捕まるリスクがあるのと、運転自体が危険ですので絶対に車の運転はやめましょう。
二日酔いの時に効く食べ物とは
では、二日酔いの時に体に効く食べ物はどんなものがあるのでしょうか。
手軽にとれて効果のあるものをあげてみました。
<柿>
柿に多く含まれている成分としては、果糖、カタラーゼという酵素、ビタミンC、タンニン、などがありますが、これらが肝臓の代謝機能を高めたり、アルコールが分解される過程で生じるアセトアルデヒドを体外に排出する効果があったりして、二日酔いに効く食べ物の一つです。
二日酔いの朝、もしくは、飲み過ぎた日の帰宅時に、柿を一切れ二切れ食べる、これで効果があります。
また、上記の繰り返しになりますが柿にはタンニンという成分があるのですが、(渋柿の渋みのもと)、これがアセトアルデヒドと結びついて体外に排出する効果があると言われています。タンニンは、生の柿にも含まれていますが、干し柿にも含まれていて、飲み会の前に柿や干し柿を食べておくと、よいが和らげる効果があるのです。
飲み会が多い時期は、飲み会のある時は干し柿を買っておいてかばんに忍ばせておいて飲み会の前に一つ食べる、なんていうのもよいと思います。
いくら柿が酔いに効果あると言われても、生の柿だと飲み会の前に食べるのは無理だと思いますが、干し柿ならできると思います。
飲み会の前に干し柿を一つ、これはいいですよ!
<たまご>
たまごには、必須アミノ酸が多く含まれておりこれが、肝機能を高めてくれます。アルコールを分解するのは肝臓です。肝臓の機能を高めてアルコールを早く分解してしまいましょう。
出来れば生たまごがおススメです。
朝ごはんに、ホカホカご飯のたまごかけご飯にお味噌汁なんて最高ですね!
<はちみつ>
柿と同じような理由ですが、蜂蜜には果糖が多く含まれており、この果糖が頭痛を和らげてくれる効果があります。
<しじみの味噌汁>
しじみに含まれるアミノ酸には、アルコールを分解する酵素を活性化させる効果があるのと、味噌がアルコールを蓄積するのを防ぐ効果があると言われています。
お酒には利尿効果があるため、尿で水分やナトリウムなどのミネラルが失われます。
これらの補給としても効果があります。
また、体を温めてくれる効果もあり、お味噌汁は二日酔いに有効です。
しじみがなければ、普通のお味噌汁でも効果があります。
自分で作るのは面倒だと思いますが、お湯を注ぐだけの一食分のパックが売ってると思います。
あれなら手軽に味噌汁が飲めるので是非お試しください。
<トマト>
トマトに含まれているクエン酸が胃の修復を助けてくれるのと、今や有名なトマトの成分「リコピン」が、アルコールを分解する酵素を助けてくれる効果があります。
二日酔いに効く飲み物
お酒の利尿効果で、飲酒後はかなり水分とミネラル、ビタミンなどが失われた状態になっています。
特に水分補給は重要です。
糖分と塩分が含まれているスポーツドリンクは二日酔いの時に体に吸収されやすくよいでしょう(ポカリスエットやアクエリアスなど)。
また、上記の食べ物のところにも書きましたが、味噌汁!
これは、水分補給にもなり、同時に塩分とその他の栄養素も取れ、体を温める効果もあり、二日酔い対策に有効といえるでしょう。
また、水を飲むのであれば、疲れた体に冷たい水はよくないので、少し温めた白湯にして飲むのが良いと言われています。
あと、頭痛がひどいときにはコーヒーのカフェイン頭痛に効く場合がありますので、お試しください。
忘年会 新年会の二日酔い対策
私も若いころは飲み会の前に準備とか気にしませんでしたが、年を取ってくると、連日飲みが続くと結構こたえるようになり、飲み会の前には事前準備をするようにしています。
飲み過ぎた時の事後対策も大事ですが、お酒を飲む前の事前準備も意外と効果があります。
(特にたくさん飲みそうな飲み会ならなおさらです^^)
特に気をつけたほうが良いのは、空腹の状態や、水分を取っていない状態でお酒を飲む、これが一番体に良くありません。
胃に何もない状態でアルコールが入ると、急激に吸収されやすく、酔いやすくなります。
喉が渇いた時に飲むビールは美味しいですが^^、体のことを考えるとなるべくやめたほうが良いでしょう。
<飲む前に食べておくと効果のあるもの>
・ナッツ類
・柿(生の柿でも干し柿でも良い)
・チーズ、乳製品
・オリーブオイルのかかったおつまみ
事前に何か食べておくのが難しければ、飲み会が始まってから、何も食べずにグイグイ飲むことは避け、できるだけおつまみをつまみながら飲むようにする。
これをやるだけでも大分その後の酔い方が和らぎます。
とにかく、すきっ腹にお酒だけ入れる、ということを避けるようにしましょう!
まとめ
年末年始、慌ただしい中、飲み会も多くて大変ですよね。二日酔いになると、その日の大半を無駄にしてしまいます。
でもやっぱり飲み過ぎてしまうことはあると思います。
二日酔いの朝は、酔いを醒ます効果のある食べ物飲み物で、できるだけ早く酔いをさまして元気を取り戻しましょう!
また酒が入るとつい食べ過ぎてしまうものです。
なるべく、飲み過ぎ食べ過ぎには注意して、元気に新しい年のスタートダッシュを切りましょう!
以上ご参考になれば幸いです。
ありがとうございました。