電子レンジが温まらない?原因と対策。修理できるか買い替えの時期か

先日、電子レンジでものを温めようとしたら突然変な音がするようになり、全く物が温まらなくなりました。

色々試したり調べたりしてみて、これは修理不能という判断にいたりまして、買い替えることにしました。

結婚したとき買ったシャープ製の電子レンジで、約10年以上使った製品です。

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電子レンジが温まらない 原因と対策は?

修理できるのかどうか調べていたら、そもそも、電子レンジのものを温める原理ってどんなものなのか、ちょっと気になって調べてみました。

修理するにしても、自分でできるのか?修理に出さないとならないのか?など判断する際に、ある程度構造知ってないとできないな、と思います。

オーブンとどう違うんだろうか、、何故火を使わず温められるんだろう、、あと一番不思議なのは、なぜご飯だかけあったまって庫内はあったまらないんだろう?

とか。

気になりませんか?

電子レンジとは?どうやって物をあっためてるの?

電子レンジというのは、マイクロ波という電磁波により、食べ物の水分だけをあっためる装置なんです。

電子レンジに使われているマイクロ波というのは、レーダーや通信機器とかに使われているのと同じもので、電子レンジには、特定の周波数帯だけが使われています。

このマイクロ波が水分だけを温める効果があるのを最初に発見したのは、アメリカのレーダーの設置会社で働いていた技術者グループだそうです。

レーダー装置の実験中に甘いお菓子(チョコらしいです)が溶けていることにヒントを得て、電子レンジが開発されました。

電子レンジに使われているマイクロ波を発生させるための装置が、「マグネトロン」(映画トランスフォーマーに出てきそうな名前ですね^^)という装置です。

船舶などのレーダーや通信機器にも使われています。

電子レンジが発明された当初はマグネトロンの部品がめちゃくちゃ重くて、電子レンジも相当デカいものでした。

電子レンジは、このマグネトロンから発生されるマイクロ波を、庫内で反射させて食べ物に当てることで、食品を温めています。

マイクロ波というのは、水の分子を振動させる性質があり、これにより水分を含んでいる食品のみが温まる、というわけです。

(お皿があったまるのは、直接電子レンジがお皿を温めたわけではなく、載せている食品や水分が温めらて、その熱が伝わってあったまったものです)

大まかにいうと、電子レンジの仕組みはこんなものであることが分かったんですが、では、電子レンジが壊れたらどうすればよいのでしょうか?

電子レンジが温まらない時 自分で修理できるのかどうか?

電子レンジは、どんなに丁寧に使っていても、一定の期間使っていると必ず壊れます(=あっためることができなくなる)。

これは、マグネトロンに寿命があるためで、概ね2000時間くらい、普通に家庭で使っていると8年から10年くらいと言われています。←取扱説明書に書いてあるはずなのでご確認ください!

(理由は、よく分かりませんが磁力を発生させる物質が消耗するからみたいです^^)

購入から10年くらいたっているのであれば寿命によって壊れたものと考え、修理は不可能ですので買い替えましょう。

ただ、買ったばかりだったり、メーカー保証期間がまだ残っている、とかいう場合の故障は、寿命による故障とは違う可能性があります。

まずやってみたほうが良いのは、

①庫内を綺麗にする
⇒油とかの汚れが庫内の壁についていると、マイクロ波が反射しにくくなりあっためる力が弱くなることがあります。

②取扱説明書を読んでみる
⇒新しい電子レンジだと色々な機能が付いていて、間違えたボタンを押してしまうことがよくあります。間違った設定になったりしていないか確認しましょう。

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③メーカー窓口に電話してみる
⇒症状をよく確認してメーカー窓口に電話してみましょう。

因みに、メーカー保証の範囲内での修理であれば修理するのも一案ですが、そうではない場合には、修理には結構な時間とお金が結構かかるため、残念ながらあまりお勧めはできないかと思います。

電子レンジは、温められなくなったら、基本的には買い替えを覚悟する、、、と思ったほうが良いかもしれません。

電子レンジが調子が悪くなった 壊れた時の注意点

また、電子レンジが壊れた、調子が悪くなった時の注意点は、

絶対に部品をはずしたり、分解をしてはいけない、という点です。

これは相当危ない行為らしいですので、絶対やめましょう。

庫内を掃除したりする以外のことはやってはいけません。

最悪感電死することもあるそうですよ!

電子レンジが温まらない 買い替えの時期は?

今回、よく思い出してみると、全く前兆がなかったわけでもないような気がしています。

電子レンジが壊れる前兆というのは、物を温めるのに時間がかかるようになる、温めにくくなる、というのが一番分かりやすい現象だそうで、今回はまさに当てはまっていました。

これは、マグネトロンが段々ヘタって来ることで出力が弱くなってしまうからなんですね。

スマホの充電池と同じだな~、と思いました。

上記に書いた通り、電子レンジの使用可能期間は大体普通に使っていて10年くらいということが分かり、今回はそれ以上使っていたので、割と早めにあきらめました。

↓大事に使ってたんですけどね~

おすすめの電子レンジは?

因みに、今回買い替えたのは、ニトリに置いてあった、温め機能のみの一番シンプルな電子レンジです。最近の電子レンジっていろんな機能が付いてますが、全く使わないのでこれで十分。^^

これだと、価格も税込みで4500円くらい(だったと思います)とかなりリーズナブル。

↓ニトリ製品ってデザインがシンプルで良いですよね。

使う機能は温めと、たまに解凍だけなので全く問題ありません。

そして、やっぱり買い換えたら、凄いよくあったまるようになりました!

もう一つ因みにですが、、、今回、ニトリで買ったんですが、ニトリに行く前、近くのヤマダ電機とかノジマとかの電気屋、イオンイトーヨーカ堂など、大きいところで回れるところを回って探したんですが、どこの店行っても高額商品は置いてるのに、シンプルな安い価格帯の商品は「在庫がなくて取り寄せです」みたいな感じです。

棚に並べてるのに、いざ買おうとすると、置いてないってひどくないですか!?

安い商品は在庫として置いてないみたいですのでご注意を!

それに引き換え、ニトリではちゃんと在庫もあるし、閉店間際に行ったのにすごく丁寧に対応してくれて最高でした。

いやー、ニトリ最高^^!

まとめ

電子レンジは今や、90%以上の家庭が保有している生活必需品の一つになっています。

普段あまりに何気なく使っていたため、突然壊れたときの不便さには驚きました。

料理を美味しく簡単にする電子レンジ、これからも大事に使っていきたいと思います。

以上ご参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

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