昔の長編アニメ映画のおすすめ5選 今見ても面白い日本のアニメ大作

私、映画がかなり好きで良く見るのですが、最近ふと、子供の頃に見たアニメ映画が見たくなって順番に見てみました。

そうしたら、やっぱりいい作品は大人になってから見ても面白いですね。

上映後30年以上たってる映画ばかりですが、もし、若い方でまだ見てない!という人がいたら是非見てください!

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昔の長編アニメ映画おすすめ5選!

<1位>
機動戦士ガンダム映画版 Ⅲ めぐり逢い宇宙編
上映時期:1982年3月
監督:富野由悠季
キャラクターデザイン:安彦良和

内容:
1位は、言わずと知れたサンライズの大ヒット作、ガンダムの三部作です。
もう40年近く前の作品ですが今見てもやっぱり面白い作品だなーと思います。何度見たか分かりませんね。
3作品が話がつながってるので、中でも好きなⅢの「めぐりあい宇宙」を一位にしました。
主題歌がまたいいんですよね、井上大輔さん最高です。

ガンダムはその後、テレビでも映画でもいくつものシリーズが放映されてますが、私的には初代ガンダムしかダメですね。。。
100歩譲って、ゼータガンダムくらいまででしょうか。

ガンダムの3部作は元々テレビ番組だったのが人気が出たのを受けて映画化されたものです。
ガンダムは、リアル感、とか、世界観というのにこだわった、中高生以上の高年齢層をターゲットにした意欲的な作品だったそうです。
ところが、それまでロボットアニメというと、子供向けのものしかなかったこともあり、最初テレビ放映されたときはにはあまり視聴率が稼げなくて当初予定より短縮して終わったそうです。
その後のヒットを考えると、マジすか~、という感じもしますが、新しいアニメの世界を切り開こうという製作者の方々のチャレンジ作品だったんですね。

ところが、番組終了後しばらくしてから発売されたプラモデル、通称「ガンプラ」が大ヒットしたことで人気が再燃して、再放送が何度も行われ、映画化に至ったというわけです。
モビルスーツとか、ニュータイプとか、リアルな戦争とか、色々な人間模様とか、それまでのアニメにはなかったものが詰め込まれた作品です。
なにより、一回一回の番組で終わるわけではなく、ストーリーが続いている、という点が画期的な取り組みだったんじゃないかと思います。

映画版ガンダムは、テレビシリーズを編集しなおして作られた映画で、ほぼテレビの通りのストーリーで話が進んでいきます。

映画化に際して、映像がかなり作り直されているのですが、中でも最終回の「めぐりあい宇宙」編の映像は素晴らしいんですよね~。出てくるキャラクターもみな個性的で魅力的です。個人的にはスレッガー中尉がすきだったなー。

あと、子供のころ見た時はやっぱり、セイラさんが好きでしたが、大人になってから見たらミライさんも素敵でした^^

この、ガンダムのめぐりあい宇宙は、初めて友達と映画館で見た映画でした。

当時は、今のようなきれいな映画館ってあまりなくて、地元のボロイ映画館で、見たんですよね。
となりの席の椅子がスプリングが飛び出してたんですよね~笑。

一緒にいった友達がウルウルしてたのを覚えてます。
同時上映していた「がんばれタブチくん」という、いしいひさいち原作の4コマ漫画をアニメ化した作品も面白かったです。

ちなみにですが、、株式会社サンライズは、アニメの制作会社で今はバンダイナムコグループになりましたが、当時設立されたばかりの頃はロボットアニメを連発してた会社です。
ガンダムのあと、ダグラム、ボトムズ、エルガイム、、等々名作が沢山ありましたね~。
たしか、土曜の夕方が放映時間帯だったと思いますが、毎週番組が楽しみでした。
あんなにテレビが楽しかったのはあの頃だけだったな~。。。

<2位>
クラッシャージョー

上映時期:1983年3月
原作・脚本・監修:高千穂遙
監督・キャラクターデザイン:安彦良和

内容:
ガンダムの翌年に上映されたサンライズの作品です。
当時、スペースオペラの集大成みたいな触れ込みでしたが、納得の作品でしたね。
当時まだ中学生の頃でした。

映画館で見れなくて、テレビ放映したのを録画してみたんですよね。
この1983年3月というのは、宇宙戦艦ヤマトと幻魔大戦とこのクラッシャージョーの3作品が同時に上映された時期で、今考えると贅沢やなーと思います。
アニメ全盛期だったような気がします。

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このクラッシャージョー、って、ビデオとかDVDのレンタルが何故かなくて見たくても見れなかったのが、最近は動画サイトで見れるようになり、見てみたらやっぱり面白かった~!

この作品はキャラクターデザインが安彦良和さんなんですが、この人の作品はホントに好きです。
なんというか躍動感のある動きというか、はつらつとした動きが魅力的です。
この方は、ガンダムとか、アリオン、とか、巨人ゴーグとか、色々やられてますが、どれもこれも良い作品ばかりです。
クラッシャージョーは、もともと高千穂 遙氏の小説で、小説自体は10作品くらいあったかなと思います。ほとんど読みました^^
続編も安彦良和さんにキャラクターデザインをやってもらいたかったんですがね~、続編は違う方になってしまいました。

始まりのオーケストラの壮大な音楽がまたいいんです。
しょっぱなから、グイグイ引き込まれます!
全編を通じて音楽もめっちゃいいです。

<3位>
幻魔大戦
上映時期:1983年3月
監督:りんたろう
キャラクターデザイン:大友克洋

<4位>

銀河鉄道999
上映時期;1979年
監督:りんたろう
原作:松本零士

銀河鉄道999は、漫画をテレビアニメ化したものを映画化した作品です。銀河鉄道999は、私が小学生のころはやった漫画で、テレビも欠かさず見てました。

ゴダイゴが歌う主題歌の「ギャラクシーオブエクスプレス999」がかっこよかったですね。
テレビ版の999は、キャラクターが漫画とほぼ同じような感じで、主人公の星野哲郎が、漫画みたいな顔してるんですが、映画版の鉄郎は、かなりの美少年。
ちなみに、鉄郎の声をやってる野沢雅子さんは、今大人気のドラゴンボールシリーズの、悟空の声をやってる方です^^

また、メーテルがいいんですよね、子供ながらメーテル大好きでした。
ストーリーは、永遠の命機械の体手に入れるためにをくれるアンドロメダ星へいくために、銀河鉄道999に乗るという話で、そこで色々おこるんですが、
意外に今見ると結構複雑なストーリーです。

<5位>
天空の城ラピュタ
上映時期:1986年夏
監督:宮崎駿

私は宮崎駿監督の作品の中ではこれが一番好きな作品です。
ただ、風の谷のナウシカと甲乙つけがたいのです~^^

冒険活劇の映画の最高傑作の一つなんじゃないでしょうか。
アニメの表現能力を最大に発揮している作品なんじゃないかと思います。
アニメって基本的になんでもありですが、あまりになんでもありにしすぎると、現実味がなくなっちゃって面白くなくなってしまうと思うんです。

この作品のすごいところは、現実感のある世界の中で話を作っているところなんじゃないかな、と思います。

これを見たのは、高校か大学の頃だったと思うんですが、色々悩んでいた時期でもあり、この作品には元気をもらった覚えがあります。
結構長い作品ですが、最初から最後まで手に汗握りながらワクワク・ドキドキしながら見れた作品でした。

宮崎駿監督の作品としては、興行的にはNO1というわけではないようですが、ストーリーや登場人物、や、色々な設定が絶妙だなーと思います。
空飛ぶ大陸とか、ロボットとか、飛行船とかありえないものの、なんかリアルなんですよね。

その後の作品の、トトロとか、魔女とか、ちょっと現実離れしすぎてて、リアル感にかけちゃって私的にはダメでした。

<特別賞>
巨人ゴーグ

そして、特別賞は、映画ではなく、テレビの作品なのですが、安彦良和監督のテレビ番組「巨人ゴーグ」。
全26話なのですが、最初から最後まで話がつながっているという、珍しいアニメ番組でした。

番組放映開始の時点で、すでに全作作成がほぼ終了していたそうで、映画の2~3時間という時間制限の枠を超えた作り込みになってる作品です。

宇宙人との遭遇というテーマを、見事なまでにドラマ化した素晴らしい作品だと思います。

宇宙人というと人間と対立する存在として描かれる作品が多いと思いますが、この作品は全く違う観点でとにかくストーリーも斬新だし、登場人物、音楽、全てがテレビのアニメ番組とは思えない作品です。

まとめ

正直、今回あげた作品は、私なんぞが順位をつけるのもおこがましい、素晴らしい作品ばかりです。

そして、色々思い出すと、次から次へ良い映画が思い出されてきて、お気に入りの映画は5作品どころじゃなかったです。
また次の機会に、面白かった映画をまとめたいと思います。

しかし、良い作品というのは時代を超えてよいものですよね。

以上ご参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

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