秋になるとスーパーで柿がたくさん売ってますね。
柿は大好きな果物のの一つで、干し柿も大好きです。干し柿は自然な甘みが美味しいですよね。
干し柿っておいしいんですが、買うと結構高いので、我が家では自作するようになりました。
干し柿は普通にスーパーで売ってる普通の柿ではなく、渋柿(生では渋くて食べれない柿)を使って作るんですが、今はこの渋柿がなかなか売ってないんです。
やはり、干し柿にしたり渋抜きしたり、なんて簡単ですが面倒なので、渋柿を置いておいてもそんなに売れないのでしょうか。
でも、実は、甘柿より渋柿のほうが糖度が高くて栄養もあったりするんですよ~
では、渋柿ってどこで売ってるんでしょうか?
神奈川で渋柿を販売している場所はあるの?
柿って普通に種から栽培すると渋柿になることが多くて、甘柿というのは接ぎ木して栽培するそうです。柿というのは元々渋柿しかなかったのを突然変異を利用して作ったのが甘柿なんですね。
庭に柿の木がある家とか結構ありますがあれはほとんどが渋柿のはず。だから自分の家で柿を育てれば渋柿は手に入ります。柿は割と手をかけなくても育ちます。実際、どう見てもほったらかしにした柿の木にめっちゃ柿がなってる家とかありますよね^^
渋柿は、普通のスーパーや八百屋とかではなかなか置いてても売れないので、今では通常の流通ではほとんど販売されなくなってしまったようです。以前八百屋とかも回ってかなり探しましが普通のお店では売ってませんでした。何故なら卸市場で扱ってないからです。
でも、ネット販売では結構売ってます。これは生産されてる農家の方から直接送ってもらう仕組みですね。
楽天とかで探せば結構出てきます。大体5~10キロ単位くらいで、2000円~3000円くらいでしょうか。
色々見てみた感じちょっと割高なのが多い気がするのと、意外と配達日が限定されてたりするようです。
あと、物を見ないで買うのがいや、とかいう方もいらっしゃると思います。
では、お店で渋柿を売ってるところはないのでしょうか?
神奈川の渋柿の販売店
それがあるんです。
それはJAの直売所です。
私の場合家の近くのJA直売所というと、寒川にある「わいわい市 寒川」という直売所になりまして、ここには時々行くんですが、新鮮な野菜が豊富においてあってめっちゃいいです。
で、こちらに行けば干し柿用の渋柿がめっちゃたくさん売ってます。
あと、海老名にある「グリーンセンター海老名」と、藤沢にある「わいわい市 藤沢」、こちらにも電話で確認したら渋柿を置いてるそうです。
ただ、普通の甘柿と違ってやはり作っている方が少ないので置いてないこともあるそうです。なので、行く直前に電話で確認してください、と言われました。
当日の朝にならないと持ち込まれるかどうか分からないとおっしゃっていました。
↓先日いってきた様子。9:30オープンなんですが、結構混んでました。
↓干し柿の作り方も教えてくれます♪
【JAさがみの直売所】
米ディハウス くげぬま 藤沢市本鵠沼2-7-1 0466-26-5561
わいわい市 藤沢店 藤沢市亀井野2504 0466-90-0831
わいわい市 寒川店 高座郡寒川町宮山233-1 0467-72-0872
グリーンセンター綾瀬 綾瀬市深谷中3-4-5 0467-79-0808
グリーンセンター渋谷 大和市渋谷7-27-5 046-267-3209
米ディハウスざま 座間市入谷1-453-1 046-251-1125
米ディハウスくりはら 座間市栗原中央1-25-40 046-256-6785
海老名グリーンセンター 海老名市大谷246 046-234-0080
ちなみに、JA(農協)というのは地域で分かれていて、神奈川の藤沢とか茅ヶ崎とか寒川、相模原方面といった地域は、さがみJAになります。わいわい市などの直売所は、さがみJAに属している農業をやってる方が直接持ち込んでくるものを販売しているのでめっちゃ新鮮だし、形はちょっと不ぞろいだったりしますが、スーパーで見るのとはちょっと次元が違うくらい美味しそうな野菜がたくさん置いてます。ホントに見事な野菜が沢山置いてますよ!
始めて行ったときは地元の近くでこんなにいろんな野菜を作ってるんだ、とびっくりしました。
↓大好きなブロッコリーがめちゃデカで美味そうなのがおいてました。ブロッコリーって長野とか愛知とか北海道産しかないのかと思ってましたら、地元でこんなに見事なのが作られてるとは。。。
↓キャベツもめっちゃ美味しそう。うーむ、スーパーに売ってるのはなんなんでしょうか・・・他の野菜もとにかく美味しそうなのが多いんです。ただ、決して激安価格というわけではありませんので安いものを期待して行ってもダメです!
説明すると長くなりますが、直売所に対して一般的な野菜の流通というのは、大きな市場(しじょう)を経由して、卸会社などからスーパーなどへ運ばれていきます。大量に物を動かすことが前提になってる仕組みのため、大きさや形や熟度など色々な面で厳格な規格が決まっていたり、やはり一般的によく売れるものしか扱いにくい仕組みなんですね。非常によくできてる仕組みだとは思いますが、色々問題もあったりして徐々に変わってきているところのようです。
ちなみに、いつもスーパーで買ってる野菜の多くは、東京の大田区にある大田市場などに一回集められてから、また神奈川のスーパーに配送されてきたものになるんです。横浜や川崎、藤沢にも大田市場のような卸市場がありますので、そういう市場などを経由してスーパーの店頭に並ぶわけです。なので、産地に近いスーパーだからといっても、その地で作ってるものを直接仕入れてるわけではありません。
なので、渋柿みたいに万人が買うわけではない商品はスーパーでは扱われにくいものになってしまうんですね~。
と、少し話がそれましたが、渋柿を買うならJAの直売所に行きましょう!
渋柿で干し柿を自分で作り方
↓そして、先日「わいわい市寒川」で買った渋柿君たちです。10個入りで300円を4袋購入しました。全部で40個で1200円也(税別)。
Lサイズの柿も置いてましたが、小さい方が乾きやすいため、今回は小さめのを購入しました。大体一個120~130グラムくらいあるので、6~7キロ分くらいという感じでしょうか。
これをこれから干していきます!
その様子はまた別途レポートしたいと思います。
あと、渋柿は決してそのまま食べないようにしてください!(いい匂いなんで一口食べてみたくなりますが、激渋で口中渋くなります^^)
<追記>
↓出来上がった干し柿です(一部)。干すとめちゃくちゃ小さくなるんです。うま味が凝縮されてる感じです。
↓ジプロックに入れて冷凍庫保存すれば結構長く持ちます。
↓食べるとき自然解凍すれば普通に美味しく食べれます。
↓見た目は売ってる干し柿のほうがキレイですが、味は全くそん色ないです。どうしてこんなに甘くなるんでしょうか??めちゃくちゃ美味しいです。
干し柿の作り方はこちらの記事をご参照ください!
⇒柿 干し柿の作り方。干し柿用の柿の種類、カビ対策など
まとめ
いかがでしょうか。
実は渋柿のほうが生で食べる甘柿より糖度は高いので、干し柿は甘くて美味しいんです。
作り方自体は大変簡単なので、是非一度作ってみてはいかがでしょうか。
また、JAの直売所はホントにおすすめですので、一度お近くの直売所を覗いてみてはいかがでしょうか。
以上ご参考になれば幸いです。