水泳は、陸上の運動と比べると水の浮力によって体の関節への負担が少なく、なおかつ水中では水の抵抗があるため消費カロリーの多いスポーツ。
これだけ考えると、水泳ってメリットばかりじゃない?と思えますよね。
では、水泳のデメリットってどんなものがあるんでしょうか?
私、ダイエットと運動不足の解消のために水泳を始めて5年近くたちますが、今回は水泳ダイエットに取組む際のメリットとデメリットについて考えてみたいと思います。
水泳ダイエットのメリットとは?
体への負担が小さい
私の場合、水泳を始めた時、腰痛に悩まされていたこともあって水中ウォーキングから始めました。
プールを活用した水泳ダイエットは、泳ぐだけではなくウォーキングのように、より負担の少ない運動を取組むこともできます。
水の浮力により、足腰への負担を減らしながらなおかつ水の抵抗によってかなりの運動量を得ることが出来るので、腰やひざに心配のある方でも取り組むことが出来る運動です。
また、スポーツジムであればアクアビクスのようなプログラムに参加するなど、体力や体調に合わせて運動量を体への負荷を調整することが出来るのが大きなメリットの一つといえるでしょう。
消費カロリーが大きい
また、水泳は陸上のスポーツと比べると運動量が大きくなり、同じ時間取り組んだときの消費カロリーが大きいのが特徴といえるでしょう。
軽めのジョギングなどと比べると消費カロリーは1.5倍から2倍近くになるという試算もあります。
一人で取り組むことが出来る
これは、メリットでもあり、逆にデメリットな部分でもありますが、水泳ダイエットは一人で取り組むことが出来る点がメリットです。
人とあわせて取り組む必要がないので、自分のスケジュールに合わせて通うことが出来るのはメリットといえると思います。
ただ、逆に一人でずっと取り組もうとすると、飽きてしまったり面倒くさくなって通わなくなってしまったり、ということになりがちとも言えます。
何らかの目標(例えばXXメートル泳げるようになる)など立ててそれを目指しながら通うようにするのが長く続けるコツかも知れません。
またスポーツジムのプログラムや何らかの教室に通うのと違って時間を決めずに、好きな時間に取組むことが出来るので、計画が立てやすい点もメリットとしてあげられます。
手軽に取り組める
水泳は、最近人気のジョギングやウォーキングなんかと比べるとちょっと敷居が高いかもしれませんが、ゴルフ、サーフィン、テニス、、、などなど他の趣味と比べると断然手軽といえるでしょう。
必要なのは、水着と水泳キャップとゴーグル、あと耳栓位くらいです。
プール代も、市民プールであれば、一回500円くらいのところが多いので、手ごろに取り組むことが出来ます。
プールへ通うのが楽しい
また、単純にプールという非日常の場所へ通うのが楽しい、と言う事もあげられます。
市民プールなどであれば小さい子どもなんかも遊んでいてにぎやかな雰囲気です。
スポーツジムであれば、プールで泳ぐのとあわせて、サウナや温泉の浴場などがついてるところも多いので、忙しい毎日と違ったリラックスした時間を楽しむことが出来るでしょう。
水によるリラックス効果
水のせせらぎの音、静かな波の音、などなど水には人をリラックスさせる効果があると言われています。
激しく泳がなくても、プールに行って、のんびり過ごすだけでもリラックスでき、元気をチャージできると思います。
パッと思いつくだけでも、水泳ダイエットにはいろんなメリットがあるなと、改めて感じます。
では、水泳ダイエットのデメリットってどんなものがあるのでしょうか?
水泳ダイエットのデメリットとは?
体がごつくなる
人にもよりますが、水泳ダイエットを長く続けていると、特に上半身、肩回りがごつくなる、と言う事が多少は言えるかもしれません。
特に女性は気になるところですよね。
でも、水泳はそれほど筋力アップが図れる運動ではなくどちらかとういと有酸素運動系のスポーツです。(短距離の泳ぎをやる場合は別ですが、ダイエット目的でで短距離の水泳をやる人はいないと思います^^)
むしろ、同時に体全体の余計な脂肪が落ちて、取り組み方次第では「痩せマッチョ」のカッコいい体を作りやすくなる、といえると思います。
ジムで筋トレとかやる方がよほど筋肉がつくはずです。
ダイエット目的の水泳では、そこまでごつい体になる心配は不要かな、と思います。
肌が荒れる
私は自分自身はそれほど感じないのですが。水泳をやっていると、肌があれるという方が結構いるようです。
長い時間水に浸かっていることで皮膚表面の油脂が落ちてしまうのが原因の一つです。
また、プールは雑菌の繁殖を防ぐために、殺菌効果のある塩素が結構使われているので、これが肌荒れの原因になることもあるようです。
肌が弱い方は、プールから上がった後、早めにお風呂やシャワーでよく洗い流して、保湿クリームなどで肌ケアもすることがおススメです。
髪が痛む
これは、結構頻繁に水泳に通うようになって、気づいた点です。
私、40代になって白髪が増えたのでカラートリートメントを時々使っているのですが、プールの塩素のせいなのかあっという間に髪の色が落ちてしまうんです。
染めていない部分の髪の色も落ちてしまっているような気がします。
特に長く泳ぐときには、水泳後の髪のケアは少し気をつけた方が良いかもしれません。
水泳ダイエットに取組む際の注意点
上記のように水泳にはメリットが沢山ありますよね。
同時にデメリットというか、いくつか気をつけるべき点というのもあるのがお判りいただけたでしょうか。
そして、ダイエット目的で水泳に取組む際のの注意点としては、やはり長く続けていくことが重要である、という点かと思います。
水泳が消費カロリーが大きい、と聞いて始めてみたけど中々痩せなくて通うのが面倒になってやめてしまった、という方は多いです。
運動で痩せるには、相当な運動量が必要であり、一旦ついた脂肪を運動によって落とすには結構な時間がかかります。いくら水泳でも短期間で過大な効果を望んで取り組むと、がっかりして続かなくなってしまいます。
また、はじめて水泳に取組まれる場合には、ある程度泳げるようになるのにも時間がかかるでしょう。
やはり、半年くらいは最低でも続けるつもりで気長に取り組んでいくのが大事かなと思います。
まとめ
今回は、水泳ダイエットのメリット、デメリットを見てみました。