コロナウィルスの騒動がすごいですね。
マスクや除菌グッズが売り切れになったり、株価が大暴落、学校が休みになったり、在宅勤務や時差出勤の会社が続出してくるなど、世の中コロナショックともいうべきパニック状態の様相を呈しつつある気がします。
なんか映画のワンシーンに出てくるような光景でちょっと怖くなってなってしまいますよね、、、
普段でもインフルエンザが流行する時期なのに、それに加えて今年はコロナウィルス。さらに花粉症の時期にも重なってホント気が重くなってしまいます。
コロナウィルスについては新しいウィルスのためまだ有効な薬が出てきてないこともあって、恐怖感が増している面があると思います。
こんな中、一般人ができることは限られているかもしれませんが、我が家で普段から気をつけている風邪対策をご紹介します。
2~3年前から気をつけるようにしたところ、うちでは誰も風邪をひかなくなったので結構効果があるのかな、と思っているところです。
コロナウイルスやインフルエンザ対策
人の体の防御機能を知っておこう
ヒトの体には免疫機能という防御システムがあって、元気な状態であれば、コロナウィルスとかインフルエンザ、その他細菌やウィルスなどが体内に侵入しようとしてきたときに、それをやっつけてくることで健康な状態を保ってくれます。
ところが、この免疫機能が十分に働いてくれないと、細菌やウィルスの侵入を許してしまい、病気になりやすくなってしまうのです。
小さい赤ちゃんや子供のように免疫機能がまだ十分に発達してない人、そしてお年寄りのように加齢により免疫機能の衰えている人、また何らかの持病などにより免疫機能が低下している人、などは特に注意と言われるのは、そのためです。
その他にも、疲労やストレスなども免疫機能を低下させるリスクがあるため十分な休養やちゃんと栄養を摂ることは普段から大事と言えるでしょう。
コロナウィルスは繁殖力が強くて急拡大しているのと、中には亡くなっている方も出てきているので本当に怖いですが、よくニュースを注意してみてみると、なくなっている方は高齢者のが多いようです。
コロナウィルスやインフルエンザ 風邪をひきにくい体にするには?食生活の改善で免疫力をアップさせよう!「
私、医学や栄養学などの専門家ではありませんので、専門的なことはよくわかりませんが、多少勉強したり、実際に毎日の生活に取り入れたりすることで効果があると感じるのは、やはり食生活の改善による免疫力のアップです。
もともと人の体が持っている防御力を普段からメンテナンスしておくことが風邪だけではなく色々な面で大事なんじゃないかと思います。
ヒトの体は食べたものでできている、、、というのはホントに良く言ったものだと思いますが、ついでにいうと、人は体の中の菌と共存している、ということです。
ウィルスとか菌というものの生命力というのは、本当にすごくてこれに対抗するには人間が体の中に持っている菌の力を借りるのがかなり有効なんじゃないかなと感じる次第です。
人の免疫機能の大半は、腸に集中していると言われています。
そして、その免疫機能の重要な役割を果たしているのが、腸内細菌なのです。人の腸内には何百兆個という腸内細菌がいると言われています。すごい数ですよね。
これらの菌のうち、体に有益な菌というのが、いわゆる、ビフィズス菌などの乳酸菌、善玉菌と言われる菌で、免疫機能の重要な役割を果たしていたり、腸の活動を活発にしたりと人が元気に生きられるために重要な役割を果たしています。
食事により免疫機能をアップして風邪をひきにくい体に
栄養剤とか、サプリメント、抗生物質、薬とかに頼ると、一時的に体調がよくなったり風邪が治ったりということがありますが、その後ずっと頼り続けなくてはならなくなったり、逆に副作用があったり、などあったりします。
普段の元気なうちから、できるだけ、薬やサプリメントに頼らない、自らの生命力である免疫力をアップさせることで健康な体を作れば、風邪の予防になるだけでなく花粉症などのアレルギーにも強い体になるといえるでしょう。
では、どんな食べ物が免疫力アップにつながるのか、見てみたいと思います。
食物繊維をとる
食物繊維を沢山摂るのは便秘の改善にもつながり非常に体に良いと言われますが、これは実感としても本当です。
うちでよく作るのは、玉ねぎ、ネギ、根菜類、キャベツ、ブロッコリー、キノコ類などを、たっぷり入れた野菜スープです。お肉もたっぷり入れることでこれだけでおかずになっちゃうくらいのボリュームにすることが多いです。
特にキノコ類は、食べて美味しいこともあって、かなり多く食べていると思います。野菜炒めであろうと、スープであろうと何にでも入れて料理します。
具材がほろほろになるまで良く煮込むと、野菜の甘みと肉の出汁がでて、味付けは塩だけでっも美味しいスープになります。
味付けとしては、塩とごま油と中華だし、にしたり、ゴマ油と味噌にしたり(豚汁風)、クリームシチューの素を入れたり(クリームシチューですね^^)、カレー粉を入れたり(カレーですね^^)。。
具はそんなに変えず味付けだけ変えても、色々な料理に変わっちゃうので簡単で面白いですよ。
いずれも共通しているのは、水をあまり入れないで煮込む点です。ゆっくり煮込むと野菜の水分だけでもちゃんとしたスープになります。
発酵食品を摂る
色々試したり調べたりしているうちに発酵食品は人類の知恵のかたまりと言える食品だな、と感じるようになりました。
コロナウイルスとかインフルエンザみたいに人に有害なウィルスが空気中にいっぱいいるのと同時に、「乳酸菌」という人に有益な菌もそこら中にいるのをご存知でしょうか?これらの有益な菌の力を借りて、保存食を作ったり美味しい食材を作ったりするのが発酵食です。
乳酸菌の発酵というのは、乳酸菌が糖や炭水化物を分解したりタンパク質をアミノ酸に分解する現象です。(一方で、「腐敗」というのはタンパク質が分解されてアンモニアなどを発生させる現象のことを指すことが多いです。)
味噌、ヨーグルト、納豆、漬け物、醤油、みりん、お酢、などなど発酵食品には本当に色々な食品があるので、うちではこういったものを積極的に食べています。
特に多いのは、納豆、ヨーグルト、漬け物、味噌です。中でもちゃんと麹菌で発酵させて作られた味噌はスーパーフードと言えるほど体に良いと思います。
たんぱく質を摂る
タンパク質は消化吸収するのにエネルギーが必要なため、胃腸へ負荷がかかり、胃腸が鍛えられます。また、消化に時間がかかるため腹持ちが良いと言う事もいえるでしょう。毎食しっかりタンパク質を摂ることを心掛けると、体調が良くなることが多いと感じます。
肉、魚介類(特にイカはおすすめ)、卵、牛乳、ヨーグルトなどの動物性たんぱく質、大豆製品(豆乳、納豆)、お菓子なら大豆、アーモンド、ピーナッツなどの豆類。
うちでは卵は一人必ず一日一つ以上食べていると思います。
お菓子は、できるだけナッツ類にしていて、チョコなんかを食べるときは中にアーモンドとかピーナッツなどが入っているものを選ぶようにしています。
オリゴ糖を摂る
オリゴ糖は、人間が持っている消化酵素では分解されにくい糖です。
そして、そのまま腸に届きビフィズス菌などの乳酸菌のエサとなることで腸内環境を整える効果があることが分かってきているそうです。
母乳にも含まれており赤ちゃんの免疫力をアップさせる効果があることでも有名ですよね(これはガラクトオリゴ糖と呼ばれるオリゴ糖です。)。
オリゴ糖には20~30種類くらいありますが、全般的に少し甘さが控え目なものが多く、自然な甘さで美味しいものが多いです。
大半のオリゴ糖が熱に強いため、コーヒーに砂糖代わりに入れたり、ヨーグルトにかけたり、お菓子や料理に少し混ぜたりすることで摂ることが出来ます。
このオリゴ糖、少し値段が高いのと、その辺ではなかなか売ってないのがネックですが、ネットで探せば結構売っています。
色々食べ比べてみたところ、「ガラクトオリゴ糖」(上述の母乳に含まれているオリゴ糖です)が、少しコクがあって、ヨーグルトにかけて食べたり、コーヒーに入れたりすると美味しいので最近はガラクトオリゴ糖を中心に使っています。
このオリゴ糖、砂糖などのように虫歯菌のエサにもならないため、虫歯にもなりにくい糖なんだそうです。一石二鳥、いや一石三鳥くらいの糖、という感じでしょうか^^!
炭水化物は?
炭水化物はダイエットの面からもあまり摂りすぎないのが良いのかなと感じるところです。子供たちには特に気をつけずに食べさせてますが、親はあまり食べ過ぎないよう気をつけています^^;
また、ご飯は、できるだけ玄米にしているのと、白米の時には麦を混ぜたりしています。
生野菜については?
あと生野菜についてですが、うちではあまり生野菜は食べないようにしています。できるだけ一旦火を通して料理にして沢山食べるようにしています。
植物には、動物に食べられてしまわないよう、そして、空気中や土に含まれる菌などによって腐ってしまうことを防ぐために、という風に元々身を守るために一定の毒素などを分泌することで体を守っていることが多いのをご存知でしょうか?
特に、実の部分にはそういった特殊な毒素が含まれていることが多いのです。また、生の野菜には有害な菌が付着していることも多いと言えるのです。
そして、これらの大半は火を通すことで無害になることが多いのです。
また、火を通した方が沢山食べれるというメリットもありますよね。
うちでよく食べる生野菜はトマトくらいでしょうか。あと、キュウリもたまに食べます。
一般的には生野菜は健康にいいし沢山摂ったほうが良い、とも言われることが多いですが、生の野菜には乳酸菌などの有益な菌がついているのと同時に、有害な菌も沢山ついている、というのは知っておいた方がよいでしょう。
特に葉物野菜のように地面に直接植えられているものはそれだけ菌が沢山ついているリスクがあると思われ、我が家ではなるべく一旦火を通した料理にしているというわけです。
火を通すことで減ってしまう栄養素もありますが、それ以上に有害な菌やウィルスや野菜に含まれる毒素のリスクを減らせるメリットの方が多いのではないかと思うところです。
特に、コロナウィルスやインフルエンザみたいな病気が流行っている時期には生野菜はなるべく避けるようにしています。
果物については?
果物は、美味しいので旬の果物は時々食べますが、こと体の免疫機能のアップという観点からすると、そこまで必要ないのではないかな、、、と感じるところです。
生の植物というのは体に良い面があるのと同時に悪い面もあるので摂りすぎには注意が必要なのではないかと考えているのです。
我が家では、果物は栄養とか健康とかのため食べるというより、美味しいから食べる、というある意味お菓子と同じ位置で考えています。
まとめ
コロナ騒動が始まってから、我が家で特に気をつけて多く食べるようにしてるのは、発酵食品でしょうか。
納豆なんかは、3パックで100円しないようなのが良く売ってますよね。あれをたくさん買っておいて、一人一日一パック以上は食べてると思います。
コロナウィルスに限りませんが、仮に感染したとしても、免疫機能がしっかり元気であればウィルスをしっかり退治してくれるため重症化することは少ないはずです。
こういった食事をここ数年続けてきたところ、うちの中では私が花粉症気味だったのですが、その花粉症も今年はほとんど感じなくなってきました。
腸内活動をしっかり整えるのは非常に重要なことなんだなと、改めて感じている次第です。
以上ご参考になれば幸いです。