ダイソーの大容量台所洗剤はトイレや風呂の洗剤で使えるの?違いは?

ダイソーに行くと色々な洗剤が置いてますよね。

特に台所洗剤の種類はすごく沢山あります。

↓中でも最近目にするようになったこちらの大容量のキッチン洗剤です。

台所洗剤って油汚れなどのしつこい汚れを落とす効果があるので風呂とかトイレにも使えるんじゃないか?

と思ったりしまして、風呂掃除用ととトイレ掃除用と何が違うのか、風呂掃除とかトイレ掃除に使えるのか調べてみてみました。

この大容量のキッチン洗剤が万能洗剤なら、いろんな用途に使えて便利ですよね!

スポンサーリンク

ダイソーの大容量の台所洗剤がおすすめ!

↓ちょっと前までうちでよく使っていたのがこちらの台所洗剤です。

600ミリリットル入りと沢山入ってます。3種類あって泡立ちとかもまあまあだし、沢山入ってるのでお得感あるのでよく使っていました。

ところが!

で、最近100均のダイソーで見かけるようになったのがさらに大容量の台所洗剤、こちらです。↓

どうやら、APPLEとORANGEの2種類みたいですが、容量はなんと750ミリリットル。

100円でこの量というのはちょっと驚きです。品質は大丈夫なんか?と思ったりしましたが、使ってみて今のところ大丈夫です^^;むしろ、少しねっとりした液体でスポンジへの絡みつきもよく、泡立ちも良くて油汚れもしっかり落とせます。

洗剤が汚れを落とす仕組みは?

汚れを落とすのに重要な役割を果たすのが洗剤に入ってる成分の界面活性剤です。この界面活性剤にはいろんな種類があり、台所洗剤に使われているのは数種類に集約されています。ダイソーで買った台所洗剤の裏面に貼ってある原料を調べてみたら、(名前が長いですが)

・直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム

・アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム

・ポリオキシエチレンアルキルエーテル

・脂肪酸アルカノールアミド

・アルキルアミンオキシド

この5種類に集約されていました。

水と油みたいに交じり合わないものに界面活性剤(例えば石鹸)を混ぜると、不思議なことに油がバラバラに細かくなって水にまじりあうようになっていきます。界面活性剤というのは、この性質を利用して油汚れとかのしつこい汚れを落としやすくしているのです。汚れの性質や泡立ち、水切りの良さ、など色々な要素をメーカーさんが研究しているんですね~。

下記は、台所洗剤とお風呂用とトイレ用洗剤の成分表をまとめたものですが、よく見るとかなり似た成分が使われてるのが分かりますよね。

スポンサーリンク
名前 液性 界面活性剤含有率 界面活性剤 その他原料
台所用 APPLE WASH 弱アルカリ性 13% ・直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
・アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム
ORANGE WASH 弱アルカリ性 13% ・直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
・アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム
アロエマイルド 中性 16% ・直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
・ポリオキシエチレンアルキルエーテル
安定化剤
台所用洗剤 弱酸性 弱酸性 16% ・直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
・ポリオキシエチレンアルキルエーテル
台所洗剤コンパクト 中性 33% ・直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
・ポリオキシエチレンアルキルエーテル
・脂肪酸アルカノールアミド
安定化剤
JOYオレンジ 弱アルカリ性 32% ・アルキルアミンオキシド
・アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム
安定化剤 粘度調整剤
JOYダブル除菌 弱アルカリ性 33% ・アルキルアミンオキシド
・アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム
安定化剤 粘度調整剤
お風呂用 浴室用洗剤 中性 5% アルキルアミンオキシド キレート剤 溶剤
トイレ用 NEOナイス 酸性 8.50% ポリオキシアルキレンアルキルエーテル 塩酸9.5%
トイレクリーナー アルカリ性 アルキルアミンオキシド 水酸化ナトリウム1%

↓調べたのはこちらの台所洗剤と、

↓こちらのトイレ用洗剤(あとお風呂用洗剤は写真撮り忘れました・・・)

台所洗剤と風呂用洗剤 トイレ用洗剤との違いは?

上記の表を見ると分かりますが、台所洗剤は似た成分が使われていますが、いずれもその性質は穏やかで、環境への負担もそれほど大きくないものが使われています。(当然ですよね^^;)

泡立ちとか、洗うときに一回にスポンジにつけて使う量というのは、界面活性剤の濃さによると言う事が言えます。

濃度が裏面に記載されていて(上記の表にも書きましたが)、この界面活性剤の濃度が高い商品というのは少しつけただけで泡立ちがよい傾向にあります。

大体容器が小さい洗剤はこの界面活性剤の濃度が高くて、少量をスポンジにつければ泡立ちがよい、という傾向にあります。

また、お風呂用洗剤については、台所洗剤を少し薄めたもの、と言う事が言えそうです。

そして、トイレ用洗剤ですが、上記のものはトイレ用洗剤の中でも汚れがひどい時に使うものを選んでいます。

塩酸と水酸化ナトリウムというかなり強い成分を含んでいる製品なので、取り扱いには注意が必要です。(この二つは絶対に混ぜてはいけません)

このほかに、中性のトイレ用洗剤もあると思いますが、中性洗剤のトイレ用洗剤についてはお風呂用と同じく、台所洗剤と同じ成分のものが多いようです。

これは、何故かというと、台所、お風呂、トイレともに汚れは主に油汚れ、菌、タンパク質など同じような汚れだからです。

トイレ掃除のときに強い洗剤を使うときというのは、黄ばみ汚れや、尿や水に含まれるミネラル分などがこびりついて固まってしまったときに使うものなのです。(つまりサボってこまめに掃除してなかったとき、ということですね^^;)こういった汚れは中性洗剤や弱酸性、弱アルカリ性の台所洗剤では落としにくい汚れです。

また、お風呂汚れも通常時は、中性洗剤で大丈夫ですが、カビやぬめりなどしつこい汚れがついてしまったときは強めの洗剤を使うことになります。

まとめ

ということで、台所洗剤は、成分的にはほぼお風呂用洗剤やトイレ用洗剤と似たような成分であり、お風呂やトイレの掃除に使うことが出来る事が分かりました。

トイレ掃除もこまめに行って、黄ばみ汚れや白っぽい石みたいな汚れを付着させたりしなければ、台所洗剤で十分キレイにすることが出来ます。

ただし、トイレ用もお風呂用も、台所洗剤をそのまま使ったのではもったいないので少し薄めて使うことがおすすめです(倍から3倍くらいに薄めるのがおすすめ)。

というこで!
しばらく、台所洗剤で家じゅうの掃除を試してみたいと思います。

洗濯にも使えるようなので、次回はもう少し洗濯用洗剤についても調べてみたいと思います。

以上ご参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加