紅葉の木の種類 紅葉の色がつく仕組み、美しい紅葉となる条件とは?

紅葉、秋を彩る赤や黄色の木々にはどんな種類があるのかご存知ですか?

また何故、夏の間は緑だった葉が色づいたりするのでしょうか?

今回は、紅葉の種類や仕組み、美しく紅葉するための条件など、紅葉に関する豆知識を見てみたいと思います。

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紅葉の木の種類

秋になると葉が色づく木というのは、落葉樹という冬は葉が落ちる種類の木です。

これに対して松、杉などのように一年中葉が落ちない木もありますよね?こういう木のことを常緑樹といい、常緑樹は葉の色が変わったりしません。

では、代表的な落葉樹を見てみましょう。

イロハカエデ


もっともポピュラーな種類で、モミジと言えばイロハカエデのことを指すことが多い。
日本で古くから親しまれており、寺社や観光地に植林されていることが多い。平地などにも見られ、切れ込みの深い小さい葉をつける。

オオモミジ


日当たりなどの条件によって、葉の色が黄色から橙、赤色までさまざまに変化する。
イロハカエデより一回り大きな葉をつける。古くから庭木にされ、園芸品種も多い。葉の先がとがっているのが特徴。

ケヤキ


木目が美しく、木材としてよく使われる。枝ぶりが美しいため街路樹として植樹されることも多い。肥沃な湿った土地に自生する。

イチョウ


中国が原産だが、今では日本の黄葉の代表的な樹となっている。長命で巨木になるため天然記念指定樹も多い。雌雄異株で雌株には実がなりギンナン(銀杏)として好まれる。

メグスリノ木


葉が円形の3枚の小葉に分かれている。カエデ科の樹木で鮮烈な真紅となる。この木の樹液が目薬の原料として使用されたことからメグスリノ木と呼ばれ、長寿の木とも呼ばれている。

紅葉の色がつく仕組み

なぜ、落葉樹は秋になると葉の色が変わるのでしょうか?

落葉樹は冬になると身を守るため葉を落とします。

葉は木にとって光合成をおこなって光から栄養を作るための大事な場所ですが、同時に根から吸収した水分を蒸発させる働きがあります。

厳しい冬の間は、根が水分を十分吸収することができないため、葉があると葉から水分が蒸発することによって木全体が水分不足になって枯れてしまうのです。

これを防ぐために、冬に向けた秋口になると、落葉樹と呼ばれる木々は冬に向けた準備として葉を落としていくのです。なんとも自然の神秘を感じますね。

では、なぜ、葉が落ちるときに色が変わっていくのでしょうか?

秋になると、木が葉を落とすために、葉への水分や養分の供給をストップします。すると、葉の緑色の原因である葉緑素が壊れていきます。

そうすると、もともと葉の中にあったカロチノイドという黄色い色素が浮き出てきます。

また、葉の中にあった不要な糖分がアントシアンという赤い色素に変わっていきます。

このカロチノイドとアントシアニンの強弱によって、黄色と赤の複雑な色合いが出てくるのです。

イチョウのように黄色が強い葉はカロチノイドが、カエデのように赤い葉はアントシアンの影響が強く出てきた結果なのです。

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美しい紅葉となる条件とは?

紅葉が美しくなる条件には主に3つあると言われています。

一つ目は、日中の天気がよいこと
→赤色の元になるアントシアンは太陽光によって作られます。日中天気がよく十分な太陽があると鮮やかな赤色が出やすくなります。

二つ目は、昼と夜の寒暖差が大きいこと。
→夜の気温が高いと日中作られたアントシアンが活動によって使われてしまいます。

三つ目は、充分な水分があること。
→乾燥しすぎると木が紅葉するまえに枯れてしまいます。

紅葉の名所に山岳地帯や渓谷などが多いのはこういった条件を備えているところが多いからなのです。

まとめ

いかがでしょうか。

秋、紅葉の季節、近くの公園などでピクニックしたりするときにマメ知識としてしっておくと、お子さんから聞かれたりしたとき、答えることができますね!^^

紅葉の季節をお楽しみください!

以上ありがとうございました。

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