3月は卒業のシーズンですね。
高校3年生のお子さんのおられるご家庭の方は無事高校ご卒業おめでとうございます。
お子さんの卒業式にはご出席されるご予定でしょうか?
小学校や中学校のときは、大半の親御さんが出席されていたと思いますし、回りが地元の知り合いやお友達でアットホームな雰囲気もあったと思いますが、高校になると親御さんは出席されないご家庭も多く、だいぶ様子が変わってきます。
今回は高校の卒業式に出席される場合の持ち物や服装、親が気をつけるべきことなどを見てみたいと思います。
高校の卒業式の持ち物は?
<高校の卒業式の雰囲気>
まず、高校の卒業式はその学校にもよると思いますが、中学や小学校の時と比べると割とあっさりしてたりすることがある点を念頭に置かれた方が良いかもしれません。
ご自分の高校の時の卒業式を思い出されてみるとよいかもしれませんね。
高校の卒業式は3月の上旬と早めに行われる学校が多く、この時期だと、生徒全員が卒業後の進路がまだ定まっているわけではなく、進学する子、就職する子、浪人する子、中には大学受験と重なって出席できないお子さんなどもいたりと、人によってそれぞれだからです。
そのため、卒業式に出席される場合には、ご自分のお子さんの卒業を祝ってあげる気持ちを大事にしつつ、周りのお子さんやご家庭の事情などにも配慮する心が大事でしょう。
<高校の卒業式の持ち物は?>
高校の卒業式は、小学校や中学校の時より早い時期に行われますので、より寒さ対策を準備したほうが良いと言えます。
・ストールやショール、ホッカイロ、などの防寒用具。
⇒コートがひざ掛けとして使えますので、ひざ掛け以外の防寒用具を少し持っていた方が安心です。
・スリッパまたは上履きと、脱いだ靴を入れる用の袋。
⇒学校側でも用意してくれているかと思いますが、自分用のスリッパか上履きがあると安心です。また、念のため、脱いだ靴を入れられる袋(買い物袋でもOK)を用意しておいた方がよいでしょう。
・少し大きめのサブバック
⇒学校からの配布物が(記念品など)あった場合に備えて念のためバックは少し大きめが良いでしょう。
・ハンカチ、ティッシュ
⇒少しおしゃれなハンカチがあればなおよいでしょう。
・スマホの充電池
⇒高校の卒業式で親が写真を撮りまくることもないと思いますが、スマホで写真を撮ると意外と電池が早くなくなります。念のため予備の充電池があると安心です。
また、中学や小学校の卒業式と比べて、親は少し離れたところから見守ってあげるつもりで行った方が良いでしょう。
出席する場合でも一緒に行ったりすることもないと思いますし、よほどのことがない限り、行内でお子さんに声をかけたりということもないと思います。
お祝いは別の機会にご家庭でゆっくりすればよいのです。
当日は、少し離れたところから、お子さんの成長した姿を見守りつつ無事の卒業を祝う、というスタンスが必要かと思います。
高校の卒業式の親の服装は?
高校の卒業式は、上記の通り、親は子供の卒業式を見に来ている、という雰囲気がより強くなります。
主役はお子さん、ご両親は出席される場合でも行き帰り別々に、という感じになります。
ですので、普通にお祝いの席などに着ていくようなフォーマルな服装で行くのが良いかと思います。
お子さんの最後の卒業式だから、、、みたいに張り切りすぎると浮いてしまいますので気をつけましょう!
あまり派手なものにならないよう心がけてください。
<お母さんの服装は?>
高校の卒業式では、お母さんの服装で最も多いのはスーツです。
色合いは、総じてブラックフォーマルに近い服装の方が多くなります。
中学校くらいまでは、明るめのスーツの人も多かったと思いますが、高校では黒系のスーツがよろしいと思います。
やはり、年代が上になってきますので、服装も落ち着いたもののほうが似合ってくる、ということもあると思います。
グレーやネイビーなど、黒以外の選ぶのであれば、濃いめの色合いのスーツを選んだ法が無難でしょう。
あと、膝丈ですが、膝が見えるような短い丈のスカートは控えたほうが好ましいと思います。
年相応の服装を心掛けるようにしましょう。
また、着物はダメではありませんが、着付けなどに時間がかかりますし、やはり少し過剰ですし目立つと思います。
主役がお子さんであることも考えて、あまり目立たない服装を心掛けるのが望ましいでしょう。
<お父さんの服装は?>
お父さんが卒業式に出席される場合、会社に着ていくスーツの中で黒系のスーツであれば問題ないでしょう。
ワイシャツは白がよいですが、色付きなのであれば薄いブルーくらいまでならOKです。
色の濃いシャツは軽薄な雰囲気になる可能性がありますので避けた方が良いかもしれません。
ネクタイは特に制限ないですが、青、赤、紫、薄いピンクなどの色で、少し光沢のあるような雰囲気のネクタイがよろしいかと思います。
柄は、無地やドットやストライプなどで問題ありません。
ただし、あまり派手なものは避けましょう。
そして、スーツワイシャツともに、ちゃんとクリーニングに出して、パリッとした感じになるよう気をつけましょう。くれぐれもヨレヨレのスーツだけは避けてください。
あと、意外と見落としがちですが、靴は綺麗に磨いておきましょう!
高校の卒業式で親が注意すべき点は?
高校の卒業式はお子さんが「親に来てほしくない」というケースもあったりすると思います。
(本当は来て欲しいけど気恥ずかしくてそんなふうに言うこともあるかもしれませんね)
ですので、繰り返しになりますが、参加される場合でも、少し離れたところから見守ってあげるつもりで行く心構えが必要かと思います。
行内でお子さんを見かけても、家でやるように、気軽にベタベタしたりするとお子さんに恥ずかしい思いをさせますし嫌がられると思いますので気をつけましょう^^!
あと、やはり寒い時期ですので、トイレが近くなります。
当日の朝、あまり水分を取り過ぎないほうが良いでしょう。特にコーヒーやお茶はトイレが近くなりますので、避けた方が良いかと思います。
また、念のため、学校に着いたら、着席してしまう前に、トイレの場所を確認しておいた方が良いかと思います。
まとめ
お子さんももう18歳、高校卒業後は大学に進学するにしても、就職するにしても、もう一年大学受験に向けて頑張るにしても、もう大人ですよね。
まずは、新しい人生の門出に向けてお子さんのご卒業をお祝いしてあげてください。
ご卒業おめでとうございます!
以上、ご参考になれば幸いです。
ありがとうございました。