キャンプやコンサートなどで使う、光る棒とかブレスレットをダイソーで見かけました。
そういや、これって遊びの時だけじゃなくて、災害時にも使えそうだな~、と思い試しに買ってみました。
ダイソーの折ると光る棒の使い方
お祭りとかで売ってる光るブレスレッドや、コンサートとかで使われる光る棒。
チューブをぽきっと折ると光りはじめます。
電池が入ってるわけでもないのに、なんで光るのかちょっと不思議になったので、最初にちょっとだけ調べてみました。
光る棒の仕組み
この光る棒が光る仕組みは、実はものが燃えるのと同じような化学現象を利用したものなんです。
ものが燃えるとき、というのは物質が、空気中に含まれている酸素と激しく結合することで光と熱を発する化学反応ですが、この光る棒も、燃焼ほど激しい反応ではないものの同じように酸素と結合する化学反応が利用されているのです。
光る棒とかブレスレッドは2重構造になっていて、外側に「過酸化水素」、内側に「シュウ酸エステル」という物質が入っていて、ポキッと折るとこの二つの液体が混ざりあいます。
このとき、過酸化水素が持ってる酸素の原子が、シュウ酸エステルと混ざると結合する酸化が起こります。
このシュウ酸エステルという物質が、酸化するとき光を発する性質があることを利用して作られた商品、というわけです。
日本では、夜釣りの時に竿の先に目印として使われるケミカルライトとして広まったんだそうです。
そういえば、釣具屋で良く売ってますよね^^
ダイソーで売ってる光る棒
今まであまり気にしてなかったこの商品、改めてよく見るといろんな種類の光るグッズが売ってました。
↓帽子タイプのもあります。イベントとかで頭にかぶったらちょっと目立てますね。盛り上げ係になったら、これはいいかも。
↓そしてこちらは光るブレスレッド。パーティーとか使ったら面白いですよね。発光時間が数時間と言う事で意外と長持ちします。
↓そしてこちらが面白い、激しく光る棒。結構激しく光りますが、発光時間は数十分とめっちゃ短いです。花火みたいですね。
↓結構色の種類も豊富です。
↓そして!こちら、今回買ってみた普通の光る棒。
↓色は、6種類くらいありました。
光る棒の使いかた
というわけで!こちらの2種類を買ってきました。
↓パッケージにも、災害時に使える、と書いてあります。
注目は、発光時間で、6~8時間も持つそうです。これなら2~3本持ってれば、ライトの電池が切れたりしてもちょっと安心ですよね。
今や珍しくなくなってきた、こういったケミカルライトの商品。
弱点としては、物質が持っているエネルギーが限られているため、光を発する時間に限りがある点でしょう。
化学反応が終わったら光らなくなってしまうのですが、こちらの「太い光る棒」なら、一本で数時間持つので、かなり実用的かと思います。
まとめ
夏が来ると台風の季節でもあります。
ここ数年毎年大型台風が来るので、今年は災害グッズを少し揃えようと思っているのですが、こちらの光る太い棒、なかなか良さそうなので災害グッズに加えようと思います。
電池式の懐中電灯の他に、これが何本かあれば少しくらい停電しても安心と思います。
以上ご参考になれば幸いです。
ありがとうございました。