100均で売ってる野菜を長持ちさせるための鮮度保持袋を比べてみました。
100均の野菜の鮮度を長持ちさせる袋、鮮度保持袋、鮮度保持ストックバックを徹底比較
先日、ジップロック式のチャックがついてるタイプの「鮮度保持ストックバッグ」を初めて使ったら、ホントに野菜や果物が劇的に長持ちするので驚きました。
↓こちらです^^
これは、めちゃめちゃ高品質です。
これに入れといたら、バナナとか2週間くらい変色しませんでした(冬の時期ですけど)。チャックがついてるので、袋を閉じて空気を抜くのも楽でし、袋も結構丈夫。
ただ、100円で12枚入り、とまあまあのお値段なので普段使いするのにはちょっともったいないかなー、という感じはします。
で、少し探してみたら、結構こういう野菜の鮮度を保つ袋って色々あるんでね。
40枚とか60枚入りなど、お徳用もありました。
でも、安いのは効果が低いのかな?とか思ってみたり。。。
というわけで!
どれがいいのかよくわからないので、いくつか買ってきて比較してみることにしました。
↓こちらは、100均のワッツで買った「鮮度を長持ちさせる袋」。これはMサイズが60枚入り、Lサイズが40枚入りと、かなりのお得商品です。今まで見た中では一番沢山入ってます。
↓こちらは、ダイソーの「鮮度保持袋」。15枚入り。
↓そして、こちらは今使っているダイソーの「鮮度保持ストックバッグ」。普通のストックバックのMサイズくらいの大きさで、12枚入りとまあまあのお値段です。
鮮度保持袋の仕組み
ところで、鮮度保持袋と普通のビニール袋、何が違うんでしょうか?
野菜や果物って、そのまま置いておくより、ただのビニール袋とか新聞紙にくるんだりして冷蔵庫に保管しておくと長持ちしますよね。
でも!
鮮度保持袋に入れると、圧倒的に長持ちするようになります。
使ってみるとホントに驚くほどの効果があるので、鮮度保持袋って普通の袋と何が違うのかちょっと調べてみました。
ゼオライトとは?
鮮度保持袋によく使われているのが、ゼオライトという素材。今回買った袋にも、「ゼオライト使用」と書かれています。
ゼオライトというのは、鉱物の一種で、熱すると沸騰することから、ギリシャ語の沸騰という意味を表す言葉(ゼオ)を取って名付けられた石なんだとか。
細かい穴を持つ構造になっていて、吸着力が強くかつ無毒で安全なことから、消臭とか浄化とかのための素材としていろいろなところで使われている素材です。東日本大震災の時、放射能汚染の除去資材として使われたことで、注目を集めました。
身近なところでは、ガーデニングの土壌改善や、水槽の水質改善のための材料として使われたりもしています。
で、鮮度保持袋というのは、このような、消臭とか吸着効果の高いゼオライトを袋の素材に織り交ぜて作ることで、野菜が排出するエチレンガスを吸着し、野菜の劣化を防ぐというものです。
袋の材質は?
エチレンガスを出しやすい果物でよく知られているのがリンゴです。
リンゴは他の野菜と一緒に保存しない方が良いとよく言われますが、それはリンゴがエチレンガスをたくさん出す果物だからです。エチレンガスは野菜の劣化を早めるので、他の野菜やっ果物とリンゴを一緒にしない方が良いと言われています。でも、このゼオライトを含む保存袋に入れて保存すれば、リンゴも長持ちするし、他の野菜も大丈夫ですね!
あと、野菜や果物全般に言えるのは、野菜の呼吸を最小限にすると長持ちする、ということです。
これは、野菜ってまだ生きていて呼吸をしているため普通に呼吸をさせてしまうとその分劣化が速まってしまうのですが、これを防ぐために袋の素材が特殊なものになっていて、酸素と二酸化炭素の濃度が丁度、野菜の呼吸が最小限になるように適度に酸素を通す素材が使われているのです。
100均の野菜の鮮度保持袋、おすすめはどれ?
というわけで!
100均で買ってきた、野菜を長持ちさせる、鮮度保持袋を比べてみました。
↓まずは、ダイソーの「鮮度保持袋」から見てみます。
↓大きさは、タテ43センチ、横30センチで、マチが15センチ。
おお、、、!これは、結構大きい気がしますね・・・
↓一枚出してみました。折りたたまれてます。かなりしっかりした袋です。
↓広げると、、、やっぱりめちゃくちゃでかいです!
↓スーパーの買い物袋、Lサイズくらいあります。
↓なんと、キャベツが入る大きさ!
↓しかも結べてしまうという、、、
ダイソーの、鮮度保持袋、これはかなりいい袋です。でも、ちょっと大きすぎて、ちょこっと野菜を保存したりするのにはもったいないくらいのスペック、という感じもします。
↓では、お次は100均シルクで見つけた、「鮮度を長持ちさせる袋」を見てみます。Lサイズと、Mサイズを買いましたが、Lサイズを使ってみます。40枚入りですから、ダイソーの3倍以上入ってることになりますね。大きさは、32センチ×38センチ、とダイソーのより一回りくらい小さい感じです。でも、袋としては結構十分な大きさかなと思います。
↓1枚出してみました。
↓ダイソーのより薄いですが、でもしっかりした袋で、悪くはないです。
↓大きさはキャベツはさすがに入りませんが、トマトとか、キュウリとか、ナスとか入れるのには十分な大きさ。
↓ちょっとわかりにくいですが、マチの部分もあってものを入れやすいです。
↓バナナを入れてみました。
↓これくらい大きさだと、丁度いいかもしれません。しかも、40枚も入ってれば割と気軽に使えますね。
100均シルクで見つけた、野菜の鮮度を長持ちさせる袋、これは普段使いするのに結構いいなと思いました。
↓では最後、ダイソーの鮮度保持ストックバッグです。これもちょっと物が良すぎる感じがするんですよね。12枚しか入ってないし。
↓チャック付きなので一番使いやすいです。
↓大きさは、ストックバッグのMサイズくらいなので、ちょっと小さ目。
↓バナナ、ミカン、ナスを入れるとこんな感じです。あんまりたくさんは入りません。
というわけで、100均で売っていた野菜の鮮度を保持する袋、3種類比べてみましたが、性能はどれも良い感じです。
そのうえで一番良いかなと思ったのは、値段が一番お手軽な、100均ワッツの「鮮度を長持ちさせる袋」でした。
Lサイズが40枚、Mサイズは60枚も入っててお得です。これなら、結構手軽に毎日使える感じですよね!
以上ご参考になれば幸いです。
ありがとうございました。