ブロッコリーは好きな野菜の一つなんですが、恥ずかしながら、我が家では昔はもったいないことに茎の部分を捨てていました。
ところが、ふと、ちょっともったいないな~と思い、調べてみたら茎は食べれるものだったんですね!
しかも、茎のほうが花(蕾)の部分より栄養豊富とのこと!
それ以来、茎もしっかり食べるようになりました^^
ブロッコリーの茎って食べれるもの?
ブロッコリーとは
ブロッコリーって、キャベツの仲間なのをご存知でしょうか。
私が子供のころ(うん十年前です^^)ブロッコリーって見たことがありませんでした。カリフラワーのほうがメジャーだった気がします。
よく母親が栄養あるから!とか言ってカリフラワーをサラダなどに入れてた記憶があるんですが、味がなくて子供のころは嫌いだったんですよね。。
ブロッコリーの原産地は南欧の地中海沿岸と言われており、キャベツの仲間であるカリフラワーを品種改良して作られた野菜なんです。
道理で形が似てるはずです。。。
日本には明治時代に入ってきたそうです。ただ、普及し始めたのは1980年ころ、とのことで、今ではカリフラワーの何倍もの生産量になっています。
一番大きな生産地は北海道で、2位が愛知、3位が埼玉、と続きます。
ところで、ブロッコリーって、温かいところに放置しておくとすぐ変色してしまいますよね?
カリフラワーは変色したりしないのに比べて、ブロッコリーは、暑さに弱いんです。これが昔は普及しにくかった理由なんですね~。
ブロッコリーは収穫したらすぐに発泡スチロール製の箱に入れられて、氷をドカドカ詰め込まれて出荷されます。(冬は氷はつかってないですが)
これをやらないと、特に暖かい時期はすぐ傷んで変色してしまうんです。ブロッコリーの産地の集出荷場にはでかい製氷機があって、暖かい時期は氷詰めにして出荷されています。
しかも、夏場は早朝まだ暗い時間の涼しいうちに収穫されてるんですよ。
生産現場と流通現場で色々な工夫がされたことでブロッコリーは普及するようになったんですね!
ブロッコリーは買ってきたら、冷蔵保管は必須!日持ちしない野菜なので、できるだけ早く調理して食べましょう。
ブロッコリーの茎は食べれるの?
で、ブロッコリーの茎ですが、角みたいのがうじゃうじゃ生えてて(枝ですけどね^^)、固そうに見えますが、皮をむくと中の白い部分は柔らかくて大変美味しいんです。
ブロッコリーの茎は柔らかい
時期にもよりますが、茎は、皮の部分に結構筋があります。
煮ても筋が残って美味しくないので、皮は剥きましょう。
(ただ、夏場は育つのが早いからでしょうか、皮も比較的柔らかいような気がしますが。)
皮の部分は少し厚め(5㎜~くらい)に剥いて、芯の白い部分を残しましょう。
では、どのくらい剥けばよいのか、ですが、皮の部分は少しパサパサした感じがして筋があるのが見えると思います。
その部分を包丁でそいでいくと、芯の柔らかい水気が多い部分が出てきます。時期や物によって、皮の筋があまりないブロッコリーもあったりするので、何センチ剥いたほうがいい!とは一律言えないんですよね~。。何度かやってよく見てみると筋のある部分が分かるようになると思います。
ブロッコリーの茎は美味しい
このブロッコリーの茎の部分ですが、柔らかくて大変美味しいです。
薄く切ってスープに入れたり、野菜炒めの具に使ったり、肉巻きの材料に使ったり(アスパラの代わり)←これおすすめです!あっさりしていて生でも食べれるくらいです。
火を通すとすごく柔らかくなって美味しいです。個人的には花の蕾の部分より美味しいくらいです。
ブロッコリーの茎は栄養豊富
ブロッコリーの茎には、花の蕾の部分よりむしろ栄養が豊富に含まれていると言われています。
ビタミンCやビタミンAは、茎のほうが豊富だそうです。
まとめ
ブロッコリーはガンに効く成分が豊富に含まれてる、とか言われる健康野菜です。
是非、茎も美味しいのでもし今まで捨てていた方がいらっしゃったら次から食べてみて下さい。
ブロッコリーは茎のほうが美味しいくらいですよ^^!
以上ご参考になれば幸いです。
ありがとうございました。