卵の賞味期限の夏と冬の違いとその保存方法などについて

卵って、気づいたら冷蔵庫で賞味期限を過ぎていた!ということはないでしょうか?

10個入りのパックで買うと最後の何個かを使うの忘れてて、ついうっかり、というのはよくあることだと思います。

皆さんは、賞味期限を過ぎた卵、どうされますか?

一日~二日くらいなら大丈夫かな?、でも3日過ぎたらどうなんだろう?という感じではないでしょうか。

実は、卵を安心して食べることができる期限というのは、夏と冬では大きく違うというのをご存知でしょうか?

その他、保存する際の注意点なども併せてみてみたいと思います。

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夏の卵の賞味期限は?

卵の賞味期限ってどういう意味なの?

まず、最初に卵の「賞味期限」というのは何を指しているのか、ですが、

これは、「卵を生食しても大丈夫な期間」というものを指しています。

つまり、卵は賞味期限を多少すぎてしまっても火を通せばまだまだ食べることが出来るのです。

パンと半熟のスクランブルエッグ、、、とか美味しいですが、こういった半熟若しくは生食の場合はできるだけ賞味期限を守ったほうが安心です。

夏の卵の賞味期限は

卵も夏はやはり持ちが悪くなり、冬は持ちがよくなります。

これは他の食品も同じですよね。

ただ、卵の場合、生産管理上季節によって賞味期限を長くしたり短くしたりするのは難しいため1年を通じてパックしてから2週間くらいを賞味期限として設定しているのです。

特に夏場は食中毒に注意した方が良いので、生食や半熟で食べるときは賞味期限は守ったほうがよいでしょう。

卵協会の説明によれば、夏場の卵は、産卵後16日以内というのが、卵の生食可能な賞味期限とのことです。

卵の消費期限というのは最も消費期限が短い夏に合わせて、パッキング後2週間というものになっているのです。

冬の卵の賞味期限は?

同じく、日本卵協会の説明によれば、冬の期間の卵は産卵後57日生食可能とされています。

つまり、冬の間は産卵後2か月くらいは安全に生で食べれるということになります。

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一方で卵に貼ってある賞味期限は、夏の賞味期限に合わせてパッキング後2週間というものになってますので、冬は実際は賞味期限を大分すぎても生食可能、ということになるかと思います。

ただ、正確にいつまで大丈夫!とは言い切れないため冬の間も生食の場合はできるだけ賞味期限内に食べるようにし、数日過ぎたくらいなら大丈夫かな、くらいのつもりでいたほうがよいでしょう。

卵の賞味期限 保存方法などについて

では、次に卵を家庭で食べるときの保存方法や注意点を見てみたいと思います。

卵で一番気をつけないとならないのは、サルモネラ菌などによる食中毒です。特に夏場は怖いですよね。

サルモネラ菌の繁殖を防ぐには、冷蔵保存(8~10℃以下)が必要です。また、サルモネラ菌は熱に弱いため、75℃くらいの温度で1~2分加熱することで死滅します。

下記は特に生食をする場合に気をつけるべき点です。

卵を買うとき

卵を買うときは、殻がキレイで、ヒビがないものを選びましょう。

むやみに洗わない

卵の表面には、呼吸をするための小さな穴が沢山あいています(気孔といいます)。むやみに洗うと、この穴から菌が入ってしまう恐れがあるためあまり洗わないほうがよいとされています。

むやみにこすったりしない

卵の表面には、雑菌の侵入を防ぐために薄い膜があるのですが、むやみにこするとこの膜が傷ついてしまい菌が入りやすくなってしまいます。汚れが気になる場合などはその部分だけ軽く拭く、などしてむやみにこすらないようにしましょう。

ひびが入っている卵は特に賞味期限を守る

ひびが入っている卵はそこから菌が侵入しやすくなります。出来るだけ買うときにヒビがないものを選ぶのと、ヒビが入っている卵があったらなるべく早めに食べるようにした方が良いでしょう。

卵の保存

卵の保存は8℃以下が目安とされています。できるだけ買ってきたパックのまま冷蔵庫へ保管し、ひんぱんに冷蔵庫を開けしめしないなど、気をつけるようにしましょう。

まとめ

卵は、非常に栄養価の高く手軽に食べれる食品の一つでもあります。積極的に毎日の食事に取り入れて元気に過ごしたいですね!

以上ご参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

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