干し芋って美味しいですよね!
自分で作るとなお美味しいし、市販の干し芋よりずっと割安に作れるので、私は自作するようになりました。そのうちさつまいもの栽培もしてみたいです^^!
ところで、さつまいもって干し芋にすると、どのくらい重さが変わるんでしょうか?
そもそも、さつまいも一本ってどのくらいの重さなんでしょうか?
ちょっと素朴な疑問がわきまして試してみました!
干し芋の重さ さつまいもを干し芋にするとどのくらい重さが変わるの?
さつまいもの大きさや重さの規格は?
ところで、さつまいもっていろんな大きさ・形のものが売ってると思いますが、一定の規格があるのをご存知でしょうか?
さつまいもの規格は、2S、S、M、L、2L、3Lまであって、3Lは一つ400グラム~600グラムまでの超特大さつまいもになります。
一番一般的な大きさはL(150グラム~250グラム)、または、2L(250グラム~400グラム)でしょう。
また、見た目の色形や傷の有無で、AとBと分かれています。
大体スーパーで売ってるのはAと言えると思います。
よく直売所なんかで、雑な袋とかに山盛り詰め込まれて売ってるのはB格が多いと思います。ただ、このAとBの違いは形の違いだけだったりするので、よく見て買えば、B規格のものの中にも新鮮で美味しいのがあったりするので、格安で美味しいのを探すのが楽しかったりするんですよね^^
さつまいもを蒸すと重さは変わるの?
というわけで!
今回は、少し大きめのお芋を蒸して干し芋にしてみました。
上が紅はるか、下が安納芋です。
まずは、安納芋から。かなり丸々した芋で一つ500グラム。先ほどの基準で行くと3Lということになりますね。
そしてこちらの紅はるか。こちらは442グラム。これも3L。
↓もう一つの紅はるか。こちらは400グラム弱。これは、2Lですね。
↓では、この3本を蒸してみます!蒸すと重くなるんですかね~。
↓これを弱火でじっくり蒸していきます^^!
↓2時間くらい、超弱火でじっくり蒸しました。
さつまいもを蒸すと重さは変わるのか?
では、重さを計っていきます。まずは安納芋。
ん?なぜか、蒸す前より重さが軽くなってます・・・水分を含んで重くなるのかと思ってたら、むしろ若干軽くなってます。
↓次は、紅はるか。
いずれも、数グラムという誤差の範囲ではありますが、軽くなってます。さつまいもは蒸しても重さは変わらない(むしろ少し軽くなる)、と言う事が分かりました。
なんか、イメージと違ってました。面白いですね!
さつまいもを干し芋にすると重さはどのくらい変わるのか
では、これらを干し芋にしていきます~
皮を剥いて、少し余分なところを切って捨てるので、干す部分のみのところを再度測りなおしました。
↓まずは、安納芋。可食部分として430グラムになりました。
↓次は紅はるかの、重い方。こちらは369グラム。
↓そして、紅はるかの軽い方。335グラムです。
これらを野菜ネットで、晴天の日に3日間お日様に当てて干しました。
↓出来上がり。ちょっと乾き方が少ない感じですが、このくらいが一番美味しいんですよね~。
再度重さをはかります。まずは安納芋。265グラムになっています。
↓次は、紅はるかの重い方。こちらは254グラム。
↓そして、紅はるかの軽い方。こちらは187グラムでした。
というわけで、まとめると、
こんな感じになりました。生のイモと干し芋を比較すると、約半分の重さということですね。市販の干し芋だともう少し乾燥させてると思うので、もっと軽いかもしれません。
また、ちょっと意外だったのは、蒸すと重さはわずかながら生のイモより軽くなる、ということです。水分を吸って重くなるのだとばかり思っていたんですが、むしろ水分が少し飛んで軽くなる、ということなんですね。勉強になりました^^
やってみて改めて分かりましたが、干し芋は普通のサツマイモと比べて、半分とか半分以下の重さということです。つまりその分栄養なども凝縮されてるということですね。
効率よく栄養が取れる反面食べすぎると太る原因にもなりかねないので、注意しながら食べた方が良さそうです。
作った干し芋の味見
最後、作った干し芋の味見をしてみました。
↓やっぱり、紅はるかは干し芋にすると最高です^^!甘さといいねっとり感といい、、ホントうまいっす^^!上品な羊羹みたいな食感です。
紅はるかの干し芋って、市販のものでも最近は結構売っていますが、もう少しよく乾燥させたものが多いです。でも、このくらい半乾きくらいの状態の方が、ねっとり感が半端なく美味しいですね~。これは手作りじゃないと出せない味ですね^^
まとめ
というわけで、さつまいもを干し芋にしたらどのくらいの重さになるのか試してみました。
以上ご参考になれば幸いです。
ありがとうございました。
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