今回は100均のアイテムで透明な氷を作る方法をご紹介します。
100均のグッズで透明な氷を作る方法
なぜ冷凍庫で凍らせると気泡が入るの?
ちょっとこじゃれたバーとかに行くとウィスキーに入ってる氷が透明でキレイですよね。
空気が入ってる氷と味は違わないはずなのに、何故か気泡が入っている白く濁った氷だとなんか混じってるんじゃ?と思えてしまい、透明な氷だと美味しく見えてしまいます。
ところで、家庭用の冷凍庫で氷を普通に作るとどうしても気泡が入ってしまいますが、冬、水を張ったバケツにできる氷、湖の氷、など自然にできる氷は透明です。
これはなぜなんでしょうか?
理由は、冷凍庫だと水が急激に凍らせられることで水の中に溶け込んでいる空気(酸素や二酸化炭素など)が閉じ込められてしまうからなんです。
水を入れた容器を冷凍庫に入れると、周りから段々と凍っていき、最終的に中心まで凍るのですが、このとき水の中に溶けていた空気は凍らないので氷の中に閉じ込められて白い気泡の混じった氷になる、というわけです。
家庭用の冷凍庫は通常マイナス18度くらいの温度に設定されており、この温度だと水はかなりのスピードで凍っていきます。
この凍るスピードだと、水の中に入っている空気が抜け切ることができないので白く濁った氷になってしまうのですが、実はもう少し冷凍庫の温度を上げてゆっくり凍らせると(マイナス10度とか)透明な氷を簡単に作ることができるんです。
ただ、普通の冷凍庫の温度ってそんな微妙な調整はできないし、仮にできたとしても他のもの(冷凍食品とか)が傷んでしまうのでやめた方がよいでしょう。
家庭用冷凍庫で透明な氷を作る方法
では冷凍庫の温度を変えずに、氷をゆっくり作る方法ってないのでしょうか??
実はやり方は簡単で、保温性のある容器に水を入れて冷凍庫で凍らせると、若干時間がかかりますが透明な氷を作ることができるんです。
100均ダイソーグッズで透明な氷を作る方法 ステンレスタンブラー編
というわけで!
100均グッズで簡単に透明な氷を作る方法をご紹介します。
まず用意するのは、ステンレスタンブラーと使い捨てコップです。
ステンレスタンブラーはできれば蓋つきの方がよいですが、なくてもラップで代用できます。
100均のステンレスタンブラーじゃなくても作れます^^
それと、使い捨てコップはステンレスタンブラーにすっぽり入る大きさのものを選びましょう。
今回、丁度よい大きさの使い捨てコップがなかったので、少しハサミで切って使いました。
材料を用意したらあとは簡単で、コップに水を入れてステンレスタンブラーの中に入れ、蓋をして冷凍庫へ入れるだけです。
↓蓋をしまして、、、
↓冷凍室へ。
蓋がなければ、水を若干少なめにしてラップをタンブラーとの間に隙間ができないようしっかり張って、(密閉することで水の上に空気の幕を作るような感じ)、冷凍庫へ入れればOKです。
↓こちらは前の日に別のステンレスタンブラーで作っていた氷です。冷凍室へ入れていた時間としては24時間くらいです。蓋の代わりにラップをして作りました。
↓ラップを取るとこんな感じです。見事に透明です~。
↓使い捨てコップは、タンブラーからスポット外れます。めちゃくちゃ簡単です。コップの表面がちょっと曇ってますが、、
↓中はこんな感じで、見事に透明です^^!
↓コップから氷を取り出したら、こんな出来上がりでした。コップの周りに水をかけてあげればスポッと外れます。まだ下の方が凍ってませんでした。この大きさだと、あと半日~1日くらいで全部完全に凍ります。
↓下の方を削ってみました。
↓いやー、いい感じですよね^^!。おしゃれに行くなら少し削って丸くしてからウィスキーとかに入れたら雰囲気出ますね^^。
こんな感じで、時間的には若干かかりますが(24時間以上はかかります)、簡単に透明な氷が出来上がります。
ネットとかで見たところ、100均グッズでは発泡スチロール製のクーラーボックスを使って透明な氷を作る、というのがありましたがあれも原理は同じです。
ただクーラーボックスだとどんなに小さいものでも、結構な大きさがあるので普通の冷蔵庫だと冷凍室から他のものを全部出さないと、入らないですよね。。。
その点、ステンレスタンブラーを使って作れば手軽にできるのでこちらの方が良いかなー、と思います。
ステンレス製で丈夫なので冷凍室で凍らせても壊れたりしません。
また直接タンブラーに水を入れずに、紙コップを中に入れて氷を作るのは、氷ができた時に取り出しやすくするためです。
直接タンブラーに入れて凍らせてしまうと、氷がなかなか取り出せなくなりますのでご注意を。。。
使い捨てコップに入れて凍らせるとスポッと簡単にタンブラーから取り出せ、コップの外側を少し水で流してあげれば、コップから氷を外すことも簡単です。
あと、凍らせる前に水を一回沸騰させる、というやり方も良く聞きます。
これも原理的には似たようなもので、沸騰させることで水の中の気体を外へ出すことで気泡を作りにくくする、というものです。
でも、それでも普通に冷凍室に入れちゃうと気泡が結構出来てしまうので、今回の方法の方が簡単かつキレイに作れるかな・・・と思います。
まとめ
今回は100均のグッズで簡単に透明な氷を作る作り方をご紹介しました。
以上ご参考になれば幸いです。
ありがとうございました。