夏は暑さで体が疲れてバテがちになります。
ここ数年、夏の暑さが尋常じゃありませんが、今年の暑さはホントに凄いですよね・・
この暑さの中、健康を維持するためにも食には気を付けたいところです。
手軽に作れてしかも美味しくて健康効果も高いと言われている、酢玉ねぎが近年わが家では人気です。
暑くて汗をかくとすっぱいものが美味しく感じることもあって今年の夏は特に酢玉ねぎが大活躍です。
ところで、酢玉ねぎ、テレビで特集を組まれたりいろいろな記事で紹介されたりしていて、「効果なし」みたいな書かれ方がされてることを見かけることもあったりします。
ホントのところ、酢玉ねぎって効果はないのか?見ていきたいと思います。
酢玉ねぎは効果なし?
以前からテレビとかでも取り上げられ人気の酢玉ねぎ。
でも、「酢玉ねぎって食べてもそんなに効果がないのでは?」という声も聞こえてくるのは何故なのか、、、その理由は、、
期待が高まりすぎたから!と言えるようです。
酢玉ねぎを食べるだけで健康になれる、とかダイエットできる、とか万能薬みたいに思われることがあるのですが、さすがにそんな食品はありません。運動や食べすぎなど健康に気を付けなければいくら酢玉ねぎを食べても、その効果は半減してしまいます。
普段の生活が大事ということですよね!
普段から運動したり、食事に気をつけて健康を意識していれば、酢玉ねぎを食べた時の効果をかなり実感できるはずです!
酢玉ねぎは効果なし?どれくらい食べれば効果があるの?
では、酢玉ねぎの効果などを見ていきたいと思います。
玉ねぎには食べると血がサラサラになる効果がある、というイメージがあると思いますが、その成分は硫化アリルという物質です。玉ねぎを切ったときに涙が出てくるあの辛みの成分です。この硫化アリルは過熱に弱く、水に溶けやすいので実は、調理をしてしまうと、玉ねぎの血流サラサラ効果はかなり半減してしまうのです。
ところが、酢玉ねぎにすると玉ねぎを生で食べることができることに加えて、お酢にも非常に高い健康効果があるため、まさに最強の組み合わせ、というわけなんです!
お酢に溶けだした玉ねぎの栄養ももれなく摂るために、残ったお酢も是非調味料として使うことがおススメです!
1.血液サラサ効果
玉ねぎの栄養の中でも注目したいのは、その辛みの成分の硫化アリルです。硫化アリルはビタミンB1の吸収を助ける働きや、血液をサラサラにする働きがあります。
硫化アリルは玉ねぎに含まれていますが、加熱に弱く水にも溶けやすいので、生のまま食べることが出来る酢玉ねぎがおススメなんです。残った玉ねぎを漬けたお酢も捨てずに使いたいところです。
2.血糖値の改善効果
玉ねぎに含まれる「ケルセチン」は、体についた脂肪を分解する酵素を活性化させ、血糖値を下げてくれる効果が期待できます。
3.高血圧の抑制効果
玉ねぎは辛み成分の硫化アリル、や、抗酸化成分のケルセチンなどを豊富に含む代表的な食材。ケルセチンは血流を改善してくれる効果もあるので、くすみのない肌を導き、脂肪の吸収を抑える効果も。
4.疲労回復の効果
玉ねぎを漬けるお酢も素晴らしい健康効果が期待できる食材です。お酢の主成分である酢酸は体内に入るとクエン酸に変化して、疲労の原因となる乳酸を分解する働きが。
5.腸内環境の改善効果
腸の中に棲みつき、腸内環境を左右する“腸内細菌”は、大きく分けて「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3種類。全体の約70%を占める日和見菌は、名前のとおり、善玉菌と悪玉菌のどちらかそのとき優勢な側について、良くも悪くもパワーを増強させます。「やせている人に多いとされる『やせ菌』と、その反対の『デブ菌』は、実はこの日和見菌の仲間。それぞれやせ菌は善玉菌、デブ菌は悪玉菌に加担しやすい性質を持っています。
つまり、やせ菌を増やすには、善玉菌が優勢な腸内環境を整えることがカギ。食物繊維の多い発酵食品、オリゴ糖など、善玉菌を増やす食べ物を積極的にとることが大切です」
どのくらい食べれば効果があるの?
というように、いろんな優れた健康効果が期待できる酢玉ねぎですが、どのくらい食べれば効果があるのかというと、一日50グラムを目安に食べると効果があると言われています。
普通の玉ねぎは一個200グラムくらいですので、玉ねぎの4分の1くらいの量、と覚えておけばよいと思います。
小皿一盛りくらいの分量ですし、この酢玉ねぎ、どんな料理にもあうので、毎食少しずつ食べていればこのくらいの量は問題なく取れてしまう分量です。
沢山作り置きしておいて、毎食少しずつ食べていくのがおススメ!
酢玉ねぎは効果なし?どれくらい食べれば効果があるの?簡単な作り方と美味しい食べ方!
酢玉ねぎの簡単な作り方
酢玉ねぎの作り方ですが、砂糖や塩、はちみつを加えたりするとマイルドになりますが、面倒ならお酢だけで作っても美味しく作れます。
酢玉ねぎの食べ方にもよりますよね。酢玉ねぎだけをお惣菜みたいに食べるのなら、お酢だけだと少しすっぱすぎるんですが、おかずと一緒に食べるのであればお酢だけで作った酢玉ねぎでも全く問題ないです。
↓うちでは最近はお酢だけで酢玉ねぎを作るようになりました。玉ねぎ2~3個をいっぺんに作ります。今回は2個分。
↓スライスしていきます。
↓厚さは薄い方が美味しいかなと思いますが、お酢につけておくと多少分厚くてもシャキシャキして美味しいのであんまり神経質にならなくてよいです。
↓タッパーへ入れていきまして、
↓お酢は米酢がマイルドかなー、と思いますが穀物酢でも全然OK。今回は穀物酢がセールで一本98円で売ってたので穀物酢にしました。
↓お酢をドバドバかけていきます。ヒタヒタくらいがいいかなーと思いますが、全部漬からなくても大丈夫です。
↓少しゆすって全体をなじませたら冷蔵庫保管です。1~2週間くらいは全く問題なく食べれます。(その前になくなっちゃいますが・・)。
酢玉ねぎの美味しい食べ方:
この酢玉ねぎ、作るのがめっちゃ簡単、かつ玉ねぎっていつでも割と安く手に入るので手軽な上に、調味料的な使い方でなんにでも合うのが素晴らしいところです。
特に肉とか魚料理との相性は抜群で、一緒に食べるとめっちゃおいしくなります。
手巻き寿司に
手巻きずしをする時、酢飯を作るのがちょっと面倒だったりすると思いますが、酢飯を作る代わりにご飯の上に酢玉ねぎを2~3かけら載せてから刺身をのせて巻くと手軽に作れます。しかも、酢玉ねぎがどんな魚ともあうので、手巻き寿司の味がワンランクアップします!
カレーライスと一緒に:らっきょうや福神漬けの代わりに
カレーライスとの相性も抜群です。
↓たっぷり乗せて・・
↓一緒に食べるとめちゃくちゃ美味しい!
豚肉の塩コショウ炒めと一緒に
豚肉を少し多めの塩と胡椒で炒めたものに載せて食べるとめっちゃおいしいです。
さっと炒めた豚肉に、酢玉ねぎをたっぷり乗せます。
↓酢玉ねぎは火が通るとシャキシャキ感がなくなってしまうので食べる直前にあえるのがいいと思います。別々にお皿に盛って肉と酢玉ねぎを一緒に食べるのが一番おススメです。
この酢玉ねぎ、肉や魚などのたんぱく質系のおかずとは相性抜群!