米粉と小麦粉の違いとは?ダイエットに良いのはどっちなの?


グルテンフリーの食材として注目の米粉。

ウクライナ紛争の影響もありもろもろ物価が上がってる中、小麦の値段もめっちゃあがってますよね。

そんな中、最近ではスーパーでも米粉のお徳用大パックのものが売られるようになってきましたよね。今では米粉の方が割安だったりするくらいなのでは?と思ったりします。

それに、嘘かホントか小麦粉は日本人の体質にあってなくて、日本人の健康を害している、とかいう記事をみかけることもあって、最近では我が家でも米粉は大変注目していて小麦粉の代わりに使うことが増えてきました。

やっぱり日本人は米ですよね!

私、もともとお米大好き派なのでお米が作られなくなったりしたら大変困る!とちょっと心配していました。

日本の減反政策って、ホント不思議ですよね。

お米を作るな、という政策を長いこと続けてきたせいでお米を作る農家は激減してるそうです。

米粉が使われることでおコメの消費量が増える⇒お米農家が増える⇒お米が沢山食べれるようになる、という循環になればうれしいなと思うところで、微力ながら米粉をうちでは使ってます^^!

ただ、やはり米粉って小麦粉と違って粘り気が少し足りないのと、調理次第ではちょっと甘みが足りない気がするので料理に使うには少しコツがいるのかなー、とか思ったりしてもするのですが、調理の仕方次第で大変おいしく食べれるので色々試行錯誤しているところです。

というわけで。

今回は、米粉と小麦粉の違いについて、少し詳しく見てみたいと思います。

米粉と小麦粉は、それぞれの特徴やメリットを知っておくと、料理やお菓子作りに役立ちますよ。

米粉と小麦粉の違いとは?

まず、米粉と小麦粉の大きな違いは、グルテンが含まれているかどうかです。

グルテンとは、小麦粉に含まれるたんぱく質の一種で、水と混ぜるとネバネバした状態になります。小麦粉に少量の水を加えてよくこねると、最初パサパサしてるのが急に粘り気が出てまとまってくると思いますが、あれはグルテンの成分によるものなんです。

ただ、グルテンはパンや麺などの弾力やコシを作る働きがありますが、一方でアレルギー反応を起こす人もいます。

小麦アレルギーの人は、小麦粉を使った食品を食べると、かゆみや腫れ、吐き気などの症状が出ることがあります。

一方で米粉にはグルテンが含まれないため、小麦アレルギーの人でも安心して食べられます。

また、グルテンフリーの食品は健康や美容にも良いと言われています。グルテンは消化に時間がかかるため、胃腸の負担になったり、便秘や肥満の原因になったりする可能性があります。

グルテンフリーの食品を摂ることで、消化がスムーズになり、代謝が上がって体重管理にも効果的です。

グルテンとグルテンフリー

グルテンは一概に体に悪いというわけではありませんが、グルテンに対するアレルギーや不耐性を持つ人にとっては、消化不良や炎症などの原因になることがあります。

私もパンをたくさん食べた後少しお腹の調子が悪くなることがあるので、もしかしたら小麦はあまり体に合ってないのかもしれないな、とか思うとことです。

でもパスタはそうでもないんですね・・・(;^ω^)。ものによるのかなー、とか思ったりもするところです。

グルテンは小麦粉に含まれるたんぱく質で、水と混ぜると粘り気が出て食感を良くします。しかし、グルテンは消化酵素で分解されにくく、腸の粘膜に貼り付いて腸内環境を悪化させたり、免疫システムを刺激してアレルギー反応を引き起こしたりすることがあるのです。

グルテンに関連する病気には、小麦アレルギーとセリアック病があります。

スポンサーリンク

小麦アレルギーは、小麦粉を食べるとかゆみや腫れ、呼吸困難などの症状が出るもので、小麦以外の穀物にも反応する場合があります。セリアック病は、グルテンに対する自己免疫疾患で、グルテンを食べると小腸の粘膜が破壊されて栄養吸収が阻害されるもので、腹痛や下痢、貧血や体重減少などの症状が出ます。

グルテン不耐性や過敏性というものもあります。これらはアレルギーでも自己免疫でもなく、グルテンを食べると消化器や神経系などに不快な症状が出るものです。胃もたれや腹部膨満、頭痛や倦怠感、イライラやうつなどが起こることがあります。

こういったこともあり、グルテンを摂取しないグルテンフリーという食事法が注目されています。グルテンフリーでは小麦粉を使わないので、パスタやパンなどを食べないようにします。代わりに米粉や大豆粉などを使った製品が開発されています 。

ただ、小麦はパンやパスタといった食品だけではなく、様々な食品にいろんな形で使われているので、現代の食生活において完全な小麦なし・グルテンフリーの食事を求めるのはなかなか難しいのではないかと思います。神経質になりすぎないことが重要なのではと思うところです。

グルテンフリーはアレルギーや不耐性の人にとって有効ですが、そういったものがない健康的な人にとって必ずしも必要なものではないのです。

また、栄養バランスや食事量にも注意しなければなりません

米粉と小麦粉の製法の違い

米粉と小麦粉は原料や製法が異なります。

米粉はうるち米やもち米などのお米を細かく砕いて作ります。お米は日本人にとって馴染み深い食材で、日本の気候や土壌に合っているということが言えるでしょう。

小麦粉は小麦を挽いて作ります。

小麦は西洋の食文化に多く使われており、日本では北海道や九州などで栽培されています。小麦粉はグルテンの量や性質によって、薄力粉、中力粉、強力粉などに分類されます。

薄力粉はグルテンの量が少なくて柔らかいため、ケーキやクッキーなどの洋菓子に向いています。中力粉はグルテンの量が中程度でバランスが良いため、パイ生地やシュー生地などに使われます。強力粉はグルテンの量が多くて強いため、パンやピザ生地などに使われます。

米粉と小麦粉の栄養素や食感の違い

さらに、米粉と小麦粉は食感や栄養素にも違いがあります。米粉はもちもちとした食感が特徴で、油の吸収率が低いためヘルシーです。また、アミノ酸やビタミンB1、ビタミンEなどの栄養素が豊富です。アミノ酸は筋肉や皮膚などの体を作る基本的な成分であり、ビタミンB1は糖質の代謝を助ける働きがあります。

ビタミンEは抗酸化作用があって、老化防止や美肌効果が期待できます 。

小麦粉はふわふわとした食感が特徴で、ビタミンB2やパントテン酸、リン、カルシウムなどの栄養素が含まれています。ビタミンB2は皮膚や粘膜の健康を保つ働きがあり、パントテン酸は脂質や糖質の代謝を助ける働きがあります。リンは骨や歯の形成に必要なミネラルであり、カルシウムは骨や歯の強化や神経の伝達に必要なミネラルです 。

最後に、米粉と小麦粉は使い方や活用法にも違いがあります。米粉は和菓子や洋菓子、パンや麺など様々な料理に応用できます。また、とろみをつけるのにも便利です。米粉は水分と混ぜるだけで簡単にとろみが出ます。とろみをつけることで、味がしっかりと染み込んだり、食べごたえが増したりします 。

小麦粉はパンやケーキなどの材料として広く使われています。また、天ぷら衣やコロッケ衣などにも使われます。小麦粉は水分と混ぜるとグルテンが発生して粘り気が出ます。粘り気があると、衣がサクサクになったり、生地がふくらんだりします 。

米粉と小麦粉はそれぞれにメリットがありますので、用途や好みに合わせて使い分けてみてくださいね。

お料理やお菓子作りの参考になれば幸いです。

以上ご参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加