ママチャリのチェーンの緩みの原因と対策。自分で直す修理方法。


自転車に乗ってていきなりチェーンが外れた!と言う事はありませんか?

自分で直すこともできますが、めちゃくちゃ手が汚れますよね^^;

チェーンが良く外れる、という場合はチェーンの緩みが原因かもしれません。

自転車こいでていきなりチェーンが外れると、バランスを崩して転倒したりしかねません。

普段から自転車のチェーンのメンテナンスは結構大事です。

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ママチャリ 自転車のチェーンの緩みの原因と対策

スポーツサイクルとかの趣味の自転車じゃなければ、普段、そんなに自転車のメンテナンスとかやる方はあまりいないんじゃないでしょうか。

ましてや、お子さんを乗せたり、買い物に使ったりという普段使いしているママさんであれば、慌ただしい毎日の中で、自転車の状態なんていつもは気にすることもないと思います。

で、チェーンが外れたり、パンクしたり、など故障してから自転車の不具合に気づく、と言う事が大半でしょう。

チェーンの緩みの原因は?

自転車は、動力源であるペダルの回転をチェーンでタイヤに伝える仕組みになってます。

このチェーン、見てみるとわかりますが、金属製の部品がいくつも連結してできている構造になっています。


買ったばかりの時はしっかりテンションがかかっていて緩みがない状態になっていますが、しばらく使っていると、段々と緩みが出てくるのです。

この自転車のチェーンの緩みがなぜできるのかというと、部品間の摩耗により生じるのです。

自転車のチェーンにはグリスなどの油が塗りこまれていて、錆を防いだり、滑りをよくして摩耗を防ぐ形になっています。

それでもチェーンには常に大きな張力がかかっているので、部品間に強い摩擦力がかかっています。

そのため、ピン、ローラーなど力がかかっている部品が段々と削れていってしまうのです。

一つ一つの削れの量は大したことがなくても、チェーン全体ではかなりの長さになり、結果的に大きな緩みにつながるのです。

自転車のチェーンの緩みの対策

いつも乗ってる自転車、よく見るとチェーンが錆びたりしていませんか?

それはグリスが抜けてしまっている証拠です。

錆びるまで行ってなくても、常に強い力がかかっているチェーンですので、できるだけ摩擦による削れを防ぐためにも、定期的にオイルをかけるというメンテナンスをすることが、摩耗による伸びを防ぐことにつながります。

タイヤに油を差す際に、チェーンの状態もよく見て油を塗る癖をつけるとよいと思います。

自転車のチェーンの緩みを自分で直す

自転車のチェーンが伸びてしまうと、チェーンが外れる原因になります。

また、チェーンカバーにこすれたり、ギアとのかみ合わせが悪くなることで異音が発生したりして、ペダルをこぐときに余計な力を必要にする原因にもなったりします。

チェーンが痛んで最悪チェーンが切れたりすることもあるのです。

チェーンは常日頃から油を差すなどメンテナンスをすることが重要ですが、一旦緩んでしまったら、締め直して緩みを取っておくことが重要です。

自転車屋さんにもっていけば簡単に直してくれますが、1回1000円近くの工賃をとられますので、自分でやってみるのもよいと思います。

構造さえ分かっていればチェーンの緩みを取るのは簡単です。

自転車のチェーンの緩み 修理の方法は?

では、チェーンの緩みを取る方法を簡単にご説明します。

必要な工具

まず、このチェーンの調整ですが、ネットの動画などにも良くアップされていますね。

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でも、そういう動画では大抵専用の工具とかを使っていて「あー、やっぱりああいう工具がないと無理だよね」と感じてしまうかもしれません。

でも!

ご安心ください!

実際にやってみると、家にある工具で十分可能なのが分かると思います。

必要なのは、先の細い長めのペンチスパナ、そしてドライバーです。

↓今回使ったのはこのペンチ。ちょっと先が短すぎて作業がやりにくかったです^^;

あと自転車によっては、ドライバーが必要な場合もあるかもしれません。

スパナ(レンチともいいますね)については、大きさを調整できる「モンキースパナ」がおススメです。
↓この形のスパナが使い易いです。100均でも売ってるかもしれません。

普通のスパナだとネジの大きさによっていくつもそろえる必要がありますが、モンキースパナなら大抵の大きさのネジに合わせることが出来るので、自転車修理だけじゃなく幅広く使えて便利です。

あと、先の細い長めのペンチですが、これも色々用途が広いので揃えて置いて損はないと思います。(100均とかで売ってるのだと、ちょっと短すぎるかもしれません)。

↓こちらが我が愛車。チェーンがかなりたるんでるのが分かると思います。

↓こうなると、たるんだ部分がチェーンカバーの外に出てしまい、常にチェーンカバーにこすれている状態になるため、異音がして運転しずらくなります。

チェーンの緩みを取る方法は?

自転車のチェーンがゆるんでるときの修理方法ですが、

①後輪の左右両側のネジを緩める

②後輪のブレーキを固定しているネジを緩める

②チェーン引き(両側についてる自転車とチェーン側にしかついてない自転車があります)のネジを締めてチェーンを引っ張る

という作業です。前輪と後輪の間隔を広げることで、チェーンのたるみを取る、という形になります。

↓このネジです。両側を緩めます。

↓これがチェーン引き。私の自転車は構造的にスパナが入りにくい箇所になってるので、ペンチを使いましたが、自転車によってはスパナでも回すことができたりするのでご自分の自転車を見て工具を選んでください。

今回実際に作業したんですが、油で手が汚れてしまい、写真がうまく取れませんでした^^;

また別途、作業の写真は撮りなおしてご説明したいと思います。

まとめ

自転車のチェーンなんて普段あまりいじらないかもしれませんが、普段からのメンテナンスが結構大事です。

特に油を差しておくのはチェーンの寿命に大きく左右しますので気をつけた方がよいと思います。

そして、緩みが気になる様になったら、なるべく早く締め直して緩みを取るようにするのがおススメ。

自分でやってみると結構簡単ですので是非一度お試しください。

以上ご参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

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