前日に飲みすぎたり、運動不足が続いたりしたとき、朝起きたら顔がパンパンにむくんでることはありませんか?
そんなとき、そのまま出かけてしまうか、しっかりケアしてから出かけるかで、その日一日の充実度にかなりの差が付きますよね。
また、普段からむくみがちな方の場合、どんなことに気をつければよいのか見てみたいと思います。
顔のむくみを取って小顔に!
むくみってどうして起こるの?
ヒトの体の約70%は水分と言われています。また、この水分の多くは血液によって循環しています。
血液は心臓から送り出された後、動脈、毛細血管を通って全身の細胞に届けられ、その後再度毛細血管で集められながら静脈を通って心臓へ戻ってくるのですが、この過程で血管によって回収しきれず細胞に残った水分は、体の隅々でリンパ管に吸収されて心臓付近まで送り届けられ最後静脈へ合流していくのです。
この流れの中で、リンパ管によって吸収しきれず必要以上に水分が細胞に残ってしまっている状態が、むくみの原因なのです。
むくみがおこるのは、
①飲みすぎ
⇒アルコールは利尿作用がありますが、その後水分をため込んでしまうのでむくみの原因になります。
②塩分濃度の高い食事をとりすぎ
⇒塩分を取りすぎると体が水分を保持しようとするためむくみの原因になります。
③運動不足や寝不足
⇒血流が悪くなることもむくみの原因になります。
などが原因と言われています。
細胞の中に必要以上に水分が滞留してしまっている状態がむくんでいる状態であり、これを体外へ排出してやればむくみは解消していくということになるんですね。
むくみが取れると驚くくらい小顔に
20代の若いうちは血流がよいため、多少飲みすぎたり、寝不足や運動不足だったりしてもあまりむくんだりすることはなかったかもしれませんが、30代にもなってくると相応のケアが必要になってきます。
足がむくんで靴がきつい、とか、指輪がきつく感じる、などご経験があるのではないでしょうか。食事に気をつける、適度な運動をする、など日ごろのケアも重要ですよね。
むくみがちな方の場合、むくみを解消したら、びっくりするくらい顔が小さくなった!というケースもあるので、是非むくみ対策に取り組んで小顔をめざしましょう。
顔のむくみに効果のある対策は?
飲み会の翌日などに顔がパンパンで困った!というとき、効果があるのは、十分水分を取りながら、半身浴など湯船につかってじっとり汗をかいて血流をよくすることです。
朝の忙しい中時間が取れない場合には、熱めのシャワーを少し汗ばむくらい浴びるのも効果があります。
私もたまに飲み過ぎてしまうことがありますが、そんなときは、朝、水分をたくさん取りながら湯船につかって汗を流すようにしています。汗をかくまで体を温めてからお風呂から出るとかなりすっきりします。
さらに、湯船の中で体を温めながら、リンパの流れをよくするようストレッチやマッサージをするとより効果があります。
むくみに効果のある食べ物は?
このように、むくみというのは、血流の流れが悪くなって余計な水分が体にたまってしまう状態ですが、普段から水分を体にため込まないよう、水分を排出する働きのある食べ物をとることを心掛けるのが重要になってきます。
むくみを解消してくれる栄養素や食べ物というのは、
<カリウム>
カリウムは体内の塩分を排出する働きがあるため、むくみに効果があります。
⇒アボカド、バナナ、ほうれん草、その他フルーツ類などに含まれています。
<クエン酸>
クエン酸は体内の老廃物を分解・排出してくれる働きがあります。
⇒レモン、お酢など
<ビタミンE>
ビタミンEには体内のナトリウムを尿中に排出する働きがあります
モロヘイヤ、アボカド、プルーンなど
<サポニン>
体内の水分量を調整してくれます
きゅうり、ごぼう、小豆、にんにくなど
まとめ
むくみを解消すると小顔になれるだけでなく、体調不良などの解消にもつながります。
是非むくみ対策をしっかり行って、小顔&健康を手に入れましょう!
以上ご参考になれば幸いです。
ありがとうございました。