カラートリートメントって、色々ありますが、どれがよいのでしょうか?
今回は、実際に私が使ったことのあるカラートリートメントの比較をしてみたいと思います。
白髪染めカラートリートメントを比較
カラートリートメントって?
カラートリートメントというのは、通常のトリートメントに染料が入って髪に色を付ける使い方をするものです。髪の色を抜いたり、キューティクルを開いて色を沁み込ませる、という効果はないので色の定着力が若干弱いですが髪にはやさしいという特徴があります。
カラートリートメントの色を付ける成分としては、塩基性染料という髪の表面に定着する色素と、HC染料という髪に沁み込んで定着する色素の2種類が使われています。
塩基性染料というのは、分子が大きいため髪の内部に入り込まず表面に付着するという性質があります。一方でHC染料は分子が小さく、キューティクルの隙間から髪の内部に張り込んで定着するという性質があります。
ヘアカラーなどは、髪の内部に入り込んだ後、色が抜けにくくなるように髪の内部に入り込んだ後化学反応を起こす性質があるのですが、カラートリートメントに使われるこれらの染料にはそういった性質がありません。そのため、色の定着が弱く、また、色を付けた後も抜けやすいのですが、髪を痛めないという特徴があるのです。
また、髪の色を抜く効果はありませんので、黒髪を明るくしたり、違う色に染める(黒を金髪にするとか)はできません。ですが、元々色が薄い白髪に色を付ける、という使い方には適しています。(白髪染め用のトリートメントの場合ですが)
使い方は、商品の裏面に結構詳しく書いてありますが、髪を洗った後軽く拭いてから髪につけて、数分放置した後洗い流すという使い方が一般的です。放置する時間は、説明書きには5分と書いてあることが多いですが、長く放置したほうが色の定着が良いです。(30分位放置すると結構しっかり染まります。)。
また、一回ではきちんと色がつかないです。最初は、少なくとも3~4回は毎日使ってある程度色が付けて、その後2~3日おきくらいに使用するのがよいです。
因みに、私健康のためプールに通っていて、週末を中心に週2回くらい泳いでいるのですが、プールの塩素でカラートリートメントの色はかなり落ちてしまいます。
ですので、プールに行ったあとは、髪を良く洗ってからカラートリートメントをしっかり使うようにしています。
白髪染めカラートリートメント 効果あるのは?
今まで使ったカラートリートメントは、正直、どれもまあまあ色がちゃんとつくので、どれもよい商品かなーと思います。ただ、ヘアートリートメントなので、香りがそれぞれの商品によって特徴あり好みが分かれるかと思います。
香りで選ぶ、というのも一つの方法かもしれませんね。因みに、色はいずれもナチュラルブラックを使っています。
↓まずはこちら、サロンドプロのメンズ用カラートリートメント。香りがクセがなくて、色合いも割と黒が濃く、定着もよいです。
↓次にメンズビゲンのナチュラルブラック。シトラスマリンの香りとなっていますが、割りとにおいは強くないです。初めて使ったカラートリートメントがこれだったこともあり、結構好んで使っています。
↓次は、サロンドプロのカラートリートメント。これは女性用です。若干色の定着が弱い感じがします。また、ちょっと香りが女性向な感じでしょうか。
↓最後、LUCIDOのカラートリートメント。ダークブラウンを使ってみました。このシリーズは無香料なので、結構使い易いです。ナチュラルブラックも使いましたが、色の定着は結構よいです。
このほか、何種類か使ったことがありますが、割とどれも使い勝手はよいし髪を痛めなくてよいかと思います。
白髪染めカラートリートメント おすすめは?
と、どれも甲乙つけがたいのですが、香りと色の定着が一番よい(気がした)のはこちらです。香りがシトラス系の癖のない香りなのが気に入った一番のポイントです。
まとめ
一応一番をあげましたが、いずれの商品も使い勝手としては悪くないです。
美容院で染めるとお金と時間がかかるし、ヘアカラーだと色の定着が強いので自宅で自分でやって耳とか肌に色が付いちゃったり、ということもあったりします。
その点、カラートリートメントは色の定着が弱い分、多少肌についてしまったりしてもよく洗えば綺麗に落ちますし、割と手軽に染めることができ、髪を痛めることもないので、おすすめかな、と思います。
以上ご参考になれば幸いです。
ありがとうございました。