梅雨の風物詩ともいえる生の梅。
この時期スーパーに行くと目立つ場所に置いてあっていつも気になってました。。
特に黄色くなった完熟梅はホントにいい匂いがしますよね。
梅干しは夏バテに効く、ということだったので今年は沢山食べようと思い自作してみることにしました。
手作りのすっぱい梅干し
梅干しをご自分で漬けてみるという方は結構いらっしゃると思いますが、実際にネットなどに出ているレシピ通りに梅干しを作ってみたら、塩辛いし、すっぱすぎる。。。
ということはないですか?
私も実際に作ってみたら、漬けている間はものすごくいい香りなんだけど、食べてみたらかなり酸っぱいし塩辛すぎて、毎日食べる気になりませんでした。
とてもじゃないけど、このままじゃ食べられない、、と思い色々試してみて意外と簡単に美味しく食べられることが分かりました。
その方法は?
それは、少し早めに塩で漬けるのをやめて、砂糖で漬けなおす、という方法です。
砂糖は、普通の上白糖で大丈夫です。
梅干しをおいしく食べるには?
梅干しを漬け始めると、塩が梅の水分を吸収して、梅の汁がどんどん出てきます。
↓つけ始めて2日目。こんな感じで普通にやると結構すぐ汁が出てきます。
梅干作りのコツは、この汁を早めに出して、梅を汁漬けにするというところです。
この汁漬けの状態に早いところしてしまわないと、カビが生えてきたり、梅が傷んだりトラブルの原因になります。
で、この汁、すごくいい匂いなのですが、めちゃくちゃしょっぱいです。
初めて梅干作りをやったとき、あまりにもいい匂いなので、この汁をなめてみたら、あまりの塩辛さに倒れそうになりました。
一般的な梅干しの作り方というのは、この梅のエキス入り塩水漬けの状態で1か月くらい置きます。
それで、梅雨が明けてお天気が続きそうなときに数日間天日干しにします。
この作り方ですと、出来上がりはかなりすっぱくて塩辛くなります。
これが美味しい、という方もいらっしゃると思いますが、私には正直食べにくかったです。
最近売ってる減塩の梅干しとかのほうがよっぽど美味しい、という感じでしょうか、
梅干しの簡単でおいしい手作り方法
で、美味しく食べれる(食べやすい)梅干しの作り方ですが、途中までは普通の梅干し作りと同じです。
(現在塩を少なめにして作れないか実験中です笑)
塩漬けにするのを、少し早めに(梅の汁が出きってしまう前)やめて砂糖で再度漬け直すという方法です。
<材料>
・梅:完熟梅1キロ
・塩:180~200グラム
・砂糖:200グラム~300グラム
①梅を良く洗いヘタをとります。
これは2㌔分の量です。
②ジップロックに梅と塩を混ぜながら入れていきます。
(ジップロックは、液漏れを防ぐために、チャックが2重構造になっているものをお勧めします)
↓塩200グラムです。結構な量なので最初はちょっとためらうくらいでした。
ジップロックのチャックはしっかり閉じましょう。2重構造ののものならしっかり閉じてあれば汁もれしません。
③重石を載せて漬けます。(重石は2~3キロ)
↓こんな感じにすぐ汁が出てきます。(これは二日経過後)
④数日たって、梅全体が汁に漬かったような状態になったら、この汁を出します。
⑤代わりに砂糖を投入して再度重石を載せて漬けていきます。
まだ梅の水分が残っているので、どんどん砂糖に汁が出てきて、1~2日で砂糖が全部溶けて、梅全体が砂糖汁に完全に漬かっている状態になってきます。
で、これをこのまま味見で食べてみたら、めちゃくちゃおいしいです。
しかも冷蔵庫に保存しておけば、全く傷んだりしません。
日に当てて干してしまうと、普通の梅干しっぽい感じになってしまい、このまま食べたほうが美味しいことが分かりました。
↓この状態。これが甘塩辛くて、梅の香りがそのまま残っていて大変美味しいです!
因みに、上記は砂糖200グラムで作ったもので、梅だけで食べてもお菓子や果物のように美味しく食べれました。
塩200グラムだと少し塩気が強い感じがするため、少し塩を少なくする、少し砂糖を多くするなど、色々試してみたところ、
塩の量は、梅一キロに対して100グラム、砂糖の量については、200~300グラムが一番食べやすくて美味しい味になるかなと思いました。
また来年試してみたいと思います。
まとめ
いかがでしょうか?
夏バテを防ぐ食べ物の一つとして、梅干は大変体に良い食品ということなので、今年は毎日この自作の梅干を食べていたところ夏バテ知らずでした。
おいしい梅干作りのご参考になれば幸いです。
梅干しや梅酢の作り方は、こちら
→梅干しの作り方。簡単なジップロックを使ったおすすめ方法をご紹介
梅酢作りに挑戦!健康ドリンクで夏バテを防止して猛暑を乗り切る!
以上ありがとうございました。