甘いものは毒?中毒性とは?お菓子をやめるダイエットの効果

私、若いころから大の甘党で、特にチョコレートとか生クリームのお菓子が大好きでした。

そういえば学生時代からデートで喫茶店に行くと、よくケーキを食べてたなーと思います。

缶コーヒーは砂糖入りが大好きでした。(今はブラック派ですが^^)

社会人になると、会社とかでは午後になって小腹がすくと、お菓子(大抵チョコレート)を買ってきて、食べ始めると必ず一箱、または、一袋は食べてしまうという感じです。

休日はもっとヤバくて、菓子パンとかチョコ菓子とかスナックとか、ご飯の合間、暇なときなんかにテレビを見ながらモグモグ食べてるという状態。

つい最近まで会社帰りにはしょっちゅうセブンイレブンによって新作スイーツが出るとほぼ必ず買ってましたし、お菓子のまちおかも大好きなお店でよく寄っていました。

ところが、、、

40代になって、急に太ってきたし、体調も悪くなってしまい、いろいろ思い返してみたところどうも甘いものの食べ過ぎなんじゃないか、ということになって、少し前からお菓子をやめてみることを試してみてます。

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甘いものは毒なの?

炭水化物ダイエット、とか、糖質制限ダイエットというのが流行ってますよね。

ああいうのって、基本的には、モデルとか、ボディビルダーみたいな人とか、言ってみれば少し特殊な人がやるもので、一般の人には少しハードルが高いもの、とばかり思っていました。

ところが、ダイエット本とかを色々読んでみると、そうでもないんだなー、と考えが改められました。

特に、40代くらいからは体の代謝が落ちてるからだと思いますが、余計な栄養、特に甘いものは取らないほうが体の調子もよくなるのに気づきまして、どうしてなのかなーと思って色々調べてみました。

甘いお菓子って、食べ始めるとつい食べ過ぎてしまうんですが、甘いものをたくさん食べると、なんとなく体がだるいなー、と感じることがしばしばありました。

甘いもの・糖の中毒性とは?

人が活動するためのエネルギーである、糖質ですが、これを甘い、とか、美味しい、と感じるのは人の本能の一つです。

食べるものが少ない時、エネルギー源である、糖のことを美味しい!と感じて出来るだけ食べようとするのは、生き物としては大事な本能なんじゃないでしょうか。

甘いものを食べると、ドーパミンというホルモンが分泌されて、「美味しい~」とか「幸せ~」と感じます。

そして、糖は非常に吸収されやすく、すぐに血液に取り込まれますので、糖を取ると血糖値が上昇します。

ところが、血液中の糖分が高い状態というのは、人が活動するうえで必要なことではあるものの、血管や細胞などを痛めてしまったりという反作用があるため、血糖値を下げるためにインシュリンというホルモンが分泌され、このホルモンが血糖値を下げる働きをします。

この甘いものを食べた時に、感じる「幸せ~」という感覚ですが、このとき同時に血糖値も上昇しており、しばらくすると、インシュリンの効果で、血糖値が下がっていきます。すると、また甘いものが欲しくなる、、、という無限ループに陥ってしまうんですね。

普通の人の場合は小腹が空いたときとかに、ちょっと甘いものを食べれば満足できると思うのですが、中毒状態になってしまうと、甘いものを食べ始めると止まらない!という状態になってしまうんです。

これ、まさにちょっと前までの私でした・・・(;’∀’)

本当に、甘いお菓子を食べ始めると止まらなくて、必ず一袋、というよりあるだけ食べてしまう、という状態でした。

甘いものには中毒性がある、というのはこういう仕組みで起こることなんですね。

甘いものをちょくちょく食べるだけで陥ってしまうという、誰でもなりえる中毒性が糖にはあるんです。

どうしてお腹は減るの?血糖値のスパイクとは?

ところで、どうしてお腹は減るのでしょうか?

「どうしてお腹は減るのかな~♪」、、童謡に、こんな歌詞の歌がありましたよね、、、笑

お腹が減る、という生理現象は、大きく分けると二つの要素があるようです。

一つは物理的に胃袋の中が空になることです。胃の中が空になると胃酸が多い状態になり、この状態が脳に刺激として伝わると、「お腹が空いた」と感じるのです。

ご飯を食べて時間がたつと胃の中に物がない状態になるためお腹がすいたと感じる訳ですが、これは非常にわかりやすいし、本当に体が食べ物を欲しているので、食欲に応えてご飯を食べればよいのです。

そして、気をつけるべきなのはもう一つの要素です。

ご飯を食べたばかりなのに、何か物足りない、とか、甘いものが欲しくなったりする、とかいうことがありませんか?胃の中が空のわけではないのに、お腹が空いたと感じることがあると思います。

これは、血液中のブドウ糖の量が減ることで生じる空腹感なんです。

ブドウ糖は人が活動するエネルギーなので、これが血液中に足りなくなると、脳が「エネルギーを補給しろー」と指令を出してくるんですね。

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この血液中のブドウ糖が少なくなることの要因の一つに、インシュリンの働きがあるのです。上で述べたように、ご飯を食べて血糖値が上昇すると、インシュリンが分泌されて血糖値を下げる働きをするのですが、インシュリンの量が多かったりすると血糖値が下がりすぎて今度は、低血糖の状態になり、この状態を脳が「お腹が空いた」と判断するわけです。

ご飯をゆっくり食べろ、とか、お腹が空いてるときに甘いものを食べないほうがいい、とかいうのは、これらをすると、血糖値が急激にあがってしまい、これが引き金になってインシュリンが大量に分泌されることになり、その後に逆に急激な血糖値の低下を招いてしまうからなんです。この血糖値の急激な上昇(スパイク)を繰り返すと、インシュリンを作り出す膵臓が弱ってしまうのと、インシュリン自体に体が慣れてしまい効き目が薄くなってしまう、と言う事が起こりえるのです。

そうすると、血糖値が下がりにくくなり、糖尿病とかになってしまう・・・というわけなんですね!怖いですね(;^ω^)!

甘いお菓子をやめると痩せるか効果を試してみた

というわけで!

私の場合、特に甘いものが好きで過剰に食べていたと思われるため、まずは甘いものをやめてみることに挑戦してみました。

まだ、深刻な肥満とか糖尿病とかの部類には入ってない(でも多分確実に予備軍ですが・・(-_-;))ので、厳格な炭水化物の制限や糖質制限まではしなくていいかな、と思いまずはお菓子をやめるところから始めた、というところです。

でも、甘いもの・お菓子をやめるだけで、単純に一日当たりどんなに少なくみても300キロカロリーくらいは摂取カロリーが減るはずなので、緩やかとは言え効果はあるはずです^^/

ちなみに、カロリー制限、というのは実はちょっと片手落ちなんだそうです。

よく加工食品に表示されているカロリー値というのは、タンパク質、炭水化物、脂質、のそれぞれに係数をかけた合計値です。

でも、実際に制限したいのは、炭水化物(特に糖分)だけ。

タンパク質はいくらとっても大丈夫なんです。脂質も吸収されにくいので、実はそこまで気にしなくてよいのです。(当然ですが摂り過ぎはダメですけど)

なので、本当に効果のあるダイエットは、炭水化物の制限、特に糖質を制限するのが一番効果があるというわけなんです。

というわけで!

今まで、毎日のように食べていたチョコレートとかのお菓子を完全に断つ生活をやってみました。

これ、最初は結構きついかったです。

特に、私の場合、かなり中毒に近い状態というか、甘いものが大好きだったので、ご飯食べた後とか、小腹が空いたときとか、甘いものが欲しくて堪らなくなる時が結構ありました。

そんな時は、「これって、血糖値が下がってるからなのかな」・・・とか思ってみたり^^;

しかも、そういう時は、結構眠くなったりもします。

休日家で休んでるときは、昼寝してしまえばよいですが、平日仕事の時はそうも行きません。

でも、「この甘いものが欲しくてたまらない」、という欲求が、少しの間我慢してると急になくなるんです。

体の中で、脂質がエネルギーに変えられ始めると、この空腹感が収まるんだそうです。

むしろ、そういう時に、「少しだけならいいかな」・・・みたいにちょっと甘いものを口にすると逆にダメでした。もう止まらなくなってしまい、一袋完食コースです。

なので、特に甘いものが大好き、という人の場合、一旦完全にお菓子を断つ、というのが大事かもしれません。1週間くらい完全にお菓子を断つと、かなり欲求を感じなくなってくると思います。

それでも普通に食事の中に砂糖って結構使われてますし、ご飯をちゃんと食べてれば栄養が足りなくなる、ということはまずありません。

細かく計算はしてませんが、私の場合は、甘いお菓子をやめるだけで、概ねカロリー摂取量もほぼ適正値に近い範囲に収まってくると思われるため、当面はこのやり方を続けてみたいと思っています。

で、その効果ですが。。

一時期、ピークの体重から半年くらいの間で4キロくらいの減量に成功しました。

ただ、その後、ちょっとだけのつもりでお菓子を食べたら、あっというまに元に戻ってしまい毎日甘いものを食べるようになってしまって、体重もかなり戻ってしまいました。

本当に、人の体の栄養を蓄える機能はすごいと思います^^/

で、現在再度挑戦を始めて1週間くらいが経過したところ、という感じです。

1週間甘いものをやめただけで、1キロ近く体重が減り、再度驚いているところです^^

まとめ

甘いものって、ホント美味しいですよね。

若いころは、ちょっと食べすぎても、運動すればあっという間に体重も元に戻りましたが、やはり年を取るとそうも行きません。

いつまでも元気でいるためには、食べるもののコントロールもある程度必要です。

特に甘いものは美味しいだけに、食べ過ぎないよう注意が必要だと思います。

以上ご参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

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