水泳ダイエット デッドポイントとセカンドウィンドを意識し長く泳ぐ

水泳でダイエットをしようとする場合、長い距離・時間を泳ぎ続けられると効果が段違いに変わってきます。

今回、マラソンなどの教科書によく出てくるキーワードの、「デッドゾーン」と「セカンドウィンド」に関し、水泳の場合について素人スイマーの私の実体験を踏まえて少し見てみたいと思います。

また、私なりに会得した「デッドゾーン」と「セカンドウィンド」をうまくコントロールして長く泳ぐコツをご説明したいと思います。

スポンサーリンク

水泳ダイエット デッドポイント(デッドゾーン)とセカンドウィンドって?

私、ダイエットや体力増強を目的に水泳を始めて5年弱たちます。

初めたばかりのころは一往復するとゼーゼーなってしまってました。

で、少し休んではまたちょっと泳いでを繰り返して、大した距離も泳げず疲れて終了、、という感じでした。

これだと、運動量が増えず、ダイエット効果も低いですよね。

マラソンとか長距離水泳みたいな有酸素運動の場合、開始してしばらくすると、急に呼吸が苦しくなる「デッドゾーン」と呼ばれる状態が訪れます。

これは、必ずしも運動不足だから起こるわけではなく、通常モードの体から有酸素運動モードの体へ切り替わるときに起こる体の変化です。

このデッドゾーンは、可なり鍛えてる人の場合は運動を開始して大分経ってから起こり、運動不足の人の場合はちょっと動くとすぐ起こる、、^^;、、といった具合に人によって発生する時期がことなったりします。

このデッドゾーンというのは、体が酸素不足の状態におちいることで、呼吸が苦しくなり体が動かなくなる、というものですが、この苦しい一時を乗り越えて酸素が十分取り込めるようになってくると、体が暖まり汗も出やすくなり急に楽になり動き続けることが出来る状態が訪れます。この楽になる状態のことを「セカンドウィンド」と呼んでいます。

マラソンではこのデッドゾーンをどう切り抜けて、セカンドウィンドの状態へもっていけるかが、良い結果を出せるカギと言われているのです。

水泳ダイエット デッドゾーンとセカンドウィンドを意識して長く泳げるようになろう!

で、この「デッドゾーン」と「セカンドウィンド」ですが、ダイエットで通ってる水泳においても同じことが起こっている、ということにようやくここ最近気づきました^^;

このデッドゾーンというのは、心肺機能にある程度負荷のかかる運動をしないと訪れないので、ゆっくりペースで泳いでいてもなかなかこの状態にはなりません。

私はこの辺を少し勘違いしていて、ダイエットのためにはとにかく距離を長く泳ぐことが大事で、長く泳ぐためには、呼吸が苦しくならないようとにかくゆっくり泳ぐ、というのが必要とばかり思っていたのですが、どうも必ずしもそういうわけではなかったようです。

最近では、あまりゆっくり泳ぎ過ぎると、いつまでたっても体が酸素を取り込む状態に切り替わらないので、やはり長い距離を泳ぐのは難しくなってしまうのかな、と感じています。

水泳におけるデッドゾーンとセカンドウィンド

水泳の場合、特にダイエット目的でやってるような私みたいな素人スイマーの場合、マラソン以上に意識的にデッドゾーンとセカンドウィンドをコントロールするようにしないとなかなか長い距離を泳ぐのは難しいのかな、と言う事が最近感じることです。

水泳の場合、ランニング以上に開始直後に呼吸が乱れやすくなります。

また、運動不足で呼吸が苦しいのか、息継ぎがうまくできないから苦しいのか、よく分からないということもあると思います。

スポンサーリンク

また、走るのと違って水泳の場合呼吸が苦しい状態になると泳ぎ続けること自体が難しくなりますよね。

一旦呼吸が苦しくなってしまったら足をついて息を整えることが必要になってきます(出ないと溺れてしまいますよね^^;)。

少し上級者になれば、苦しくても泳ぎ続けることが出来るようになりますが、初心者だと呼吸が苦しい状態で泳ぎ続けるのは結構難易度が高いのではないでしょうか。

マラソンの場合はデッドゾーンに入ってもペースを落とさず体が順応するまで耐えることが必要、と言われていますが水泳では中々そうはいかないと思います。

私の場合は、水泳ダイエットを始めたころは完全に初心者だったので息継ぎがあまりうまくできないことも呼吸が苦しくなる要因の一つでした。

水泳ダイエット デッドゾーンとセカンドウィンドをうまくコントロールする方法

ダイエット目的で水泳を始めて5年弱と言いましたが、これまで随分色々試してみて、ようやく最近分かったのは水泳においても長い距離を泳ぐためには、マラソンと同じく、この「デッドゾーン」と「セカンドウィンド」をうまくコントロールすることが必要ということです。

で、私なりの「デッドゾーン」と「セカンドウィンド」をコントロールする方法というのは、

1.プールに行ったら最初体を慣らすために、準備運動を兼ねて数往復ゆっくり泳ぐ(ただし、十分な準備運動をしていたらこのゆっくり泳ぐのは省略してもOK)
2.体が慣れたら、行きはクロールで全力に近い泳ぎで泳いで、戻りはゆっくり平泳ぎで呼吸を整えながら泳ぐ。
3.平泳ぎで戻ってきた後呼吸が苦しかったら少し休んでOKだが、完全に呼吸が整え終わる前に再度2を繰り返す。

4.2~3を10分~20分間位繰り返す(計10往復~15往復くらい)。

これをやったあと、一息ついて呼吸を少し整えてから泳ぎ始めると非常に呼吸が楽になり、多少ピッチを上げて泳いでも長く泳ぎ続けることができるようになります。

上記の、「2~3」はマラソンで言う「デッドゾーン」の状態に体を持っていくもので、これがかなり重要だということが最近分かりました。

これをやらないで、ずっとゆっくり泳いでいるといつまでたってもすぐ息が苦しくなってしまい中々長い距離を泳げない、と言う事に最近気づきました。

ある程度強制的にデッドゾーンへ体を追い込んで、自分の体を酸素を取り込むモード(セカンドウィンドの状態)に切り替えることが、長く泳ぎ続けるコツだと思います。

まとめ

以前プールに行った時に、非常に呼吸が楽でホントにいくらでも泳ぎ続けられるんじゃないか、と思えるほど調子が良かったことがあり、帰りに「なんで今日はこんなに泳げたのかなー」と思い返してみたら上述したことをやっていた日でした。

それ以後意識的に、泳ぎはじめに呼吸が苦しくなるまで少し強めに泳いで呼吸を慣らす、と言う事を繰り返してみたら、その後泳ぎ続けるのが非常に楽になるのが分かったんです。

で、よく考えたらこれってマラソンとかでいう、いわゆる「セカンドウィンド」なのかな、と感じたわけです。

意識的にセカンドウィンドの状態に体を持って行って泳げると、ホントにいくらでも泳げるんじゃないかと思えてしまうほど、息が苦しくならずに泳げます。

結果的に長い距離を泳ぐことが出来、ダイエット効果も向上すること間違いなしですよ!

ただ、これは体調にもよりますし個人差もありますので、くれぐれも無理しないよう自己責任でお願いしますm(_)m

以上ご参考になれば幸いです。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加