手作り味噌のおススメ容器は?ダイソー大型タッパーを試してみた

前から手作りしてみたいなと思っていた味噌。

ちょこちょこ調べてみていたところ、大豆とか米麹とかの材料は普通にスーパーで売ってるもので何とかなりそうなものの、容器がなかなかないんですよね。

結構大きな入れ物が必要で、専用のものを買おうとすると何千円もするのでちょっと迷ってました。

うまくできるか分からないのにそんな大きな入れ物を何千円も出して買ってもなー、、、と思っていました。しかもそんな大きな入れ物だと邪魔ですよね・・・

ところが!

なんとダイソーで、めちゃくちゃでかいタッパーが売ってるじゃないですか!しかも100円^^!

最近、コロナ騒動で家にいる時間も結構あるし、これはもう、やってみるしかないかなと^^!

手作り味噌のおススメ容器は?

100均に行くといろんなタッパーが売ってますが、大きさはせいぜい3ℓくらいのものが最大だと思ってました・・・
↓今まで、この3.6リットルのが一番大きいタッパーだと思ってたのですが、、、

なんと!

先日行ったダイソーには、さらに大きいのがいくつも売ってました。なんだー、いつも行く店になかっただけか・・・(;^_^A
↓こちら、4.2リットル入り。しかも100円です^^!

↓こちらは取っ手付きの4.8リットル。

↓そしてこちらは、なんと5リットル!

でかっ!そして、形が深い形なので、味噌づくりにピッタリな気が・・・^^!

↓さらに8リットル入りのめちゃ大型のもありました。ただし、こちらは500円です。これはお米用ですね~^^

手作り味噌のおススメ容器 ダイソーの大型タッパーを試してみた!

というわけで!

こちらのダイソーのどデカタッパーで、味噌づくりに挑戦です!メチャでかいです!

手作り味噌の作り方は?

発酵食品の中でもスーパーフードとも言われ、めちゃくちゃ体にいいと言われてる味噌ですが、普通に売ってる安い味噌はちゃんと発酵して作られてるわけではないんですよね。

味噌って実は作るの自体はそんなに難しくなくて、昔はどこの家庭も自分の家で皆作っていたそうです。(そういえば、うちもおばあちゃんが家で作ってました・・)。

ただ、発酵するのに時間がかかるので(半年から1年くらい)、ちょっと面倒と言えば面倒ですよね。やっぱり買ってきた方が楽です。

レシピは色々見てみたんですが、割と自由な感じで、大体、大豆と麹を同じくらいの分量で、それに塩を加えるという感じのようです。

なので材料は、大豆と米麹と塩だけ。いやーシンプルですね^^

今回は下記の材料の分量で作ってみることにしました。比率的には少し豆が少なめです。米麹が多い方がマイルドな仕上がりになるそうです。

大豆:500グラム

米麹:600グラム

塩 :240グラム

これで出来上がりが2~2.5キロくらいになるはず。塩分は10%強という感じでしょうか。

味噌を手作りするとき、塩分が少なすぎると腐ってしまうそうなので気をつけましょう!

↓近くのスーパーで売ってた材料です^^

材料費は、

米麹(200g入り)が@327円×3袋

大豆が(250g入り)@249円×2袋

塩は家にあったのを使いました(キロ100円くらいのやつ)。

なので、税抜きで約1500円也。仕上がりが約2キロだとすると、キロあたり700円前後という感じです。手作り味噌って高いのになると、キロ2000円近くしたりするので、やっぱり自分で作ったほうが安いですね!

<作り方>

①大豆を一晩水に浸ける
②大豆をゆっくり煮る(指で潰せるくらい)
③煮た大豆を潰す(ペースト状くらい)。このとき、大豆の煮汁は捨てずにとっておいて冷ましておく。
④米麹と塩を混ぜる
⑤③に④を加えて混ぜる。粘土くらいの硬さになるよう煮汁を加えていく。
⑥タッパーに隙間がないように詰めていき、上面に塩を振ってラップを敷いて重石を乗せて完成。これで半年から一年くらい寝かせる。

手作り味噌を作ってみた

味噌づくりでは、大豆を柔らかくゆで上げるのが大事で、そのために一晩寝かせるのが必要です。なので、味噌づくりは二日かかります。

↓まずは大豆を良く洗って、水に浸けます。何故か大抵の説明に「18時間」と書いてあるんですよね。12時間じゃダメなのかな??笑。とにかく一晩以上寝かせます。

↓洗うと結構汚れが出るので、よく洗いましょう。

↓水が透明になったら、そのまま放置です。

↓一晩以上寝かせると、ふっくらした感じになって芯がなくなります。ここまでなったら、茹で始めます。

↓最初少し強めで、煮立ったら、ゆっくり弱火でコトコト。

最初、びっくりするくらいアクが出てきますので、丁寧にとっていきましょう。

↓2~3時間くらい茹でると指で押しつぶせるくらい柔らかくなるので、そうしたら茹でるのは終了です。

↓食べると美味しいです。枝豆の味です^^

↓茹でた大豆をざるにあげて水を切ります。

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↓煮汁は取って冷ましておきます。混ぜるとき使うのでよく冷ましておきましょう。50度くらいより温度が高いと麹菌が死んでしまうそうなので冷蔵庫とかでよく冷やした方が良いと思います。

また、残ったら味噌汁とかの料理に使うと美味しいです。

↓大豆は少し冷やしてから、袋とかに入れて、潰していきます。

↓棒とか、、

↓指とか、、、

↓色々試してみたら、押しつぶすのが一番早いです。大きな粒が残らないようよく潰しましょう。

↓次は麹の準備です。塩を分量はかって、、

↓米麹に混ぜます。

↓よく混ぜておきます。今回買った米麹は板状になってたので、よく潰しておきました。最初からサラサラになってる米麹なら潰す必要はないですね。

↓これに冷ました煮汁を適当な量加えて混ぜます。

↓そしたら、潰した大豆を加えてさらによく混ぜていきます。

大豆がめちゃくちゃ水分を吸って膨らむため、思っていた以上に分量が多くて、家にある一番大きなボウルでギリギリでした。とにかく大きなボウルがあった方がかき混ぜるのがやりやすいと思います。

↓よく潰したと思っていたんですが、結構大豆の大きな粒が残っていたのでできるだけ丁寧につぶしておきます。

↓混ぜ終わったら、よく空気を抜いて、お団子状にしてタッパーに詰めていきます。

↓こんな感じで詰めながら、空気が入らないように敷き詰めていきます。タッパーが透明なので横から見て空気が入ってないか確認できるのが良かったです^^

↓全部敷き詰め終わったら、上から塩を振ります。ダイソーの5リットルタッパー、めちゃくちゃ丁度いい大きさと形です!。これは味噌づくりにピッタリですね!

↓その上に、ラップを敷いて、重石を乗せてセッティング終了です。

重石は、ジップロックに水を入れたものを使いました。水漏れしないように要注意ですが、この重石はまんべんなく圧力がかかるので結構よいです^^

ダイソーの大型タッパーで味噌づくり その後の仕上がりは?

うちでは、こんな感じで、3~4か月に一度味噌の仕込みをするようになりました。

で、その出来栄えはというと・・・

手作り味噌、仕込んだあとはほったらかしにしておくだけで半年から1年くらいでちゃんとした味噌が作れています。初めて味噌づくりをしてから、今まで20回近く仕込みをしたと思いますが(2023年時点)、今のところ失敗したのは1回だけでした。

保管は空いてる部屋に置きっぱなし、という状態で特に涼しいところに置いたりしていません。ホント不思議ですが、麹菌が発酵してくるとカビとかを抑えてくれるみたいで、腐ったりしないんです。麹菌ってすごいですね。

ちなみに、レシピは上記のものでうまく行ってるのでこれを忠実に守るようにしています^^。特に塩の量は大事だと思いますので、素人は下手に減塩味噌なんて作ろうとしない事かなと思います。

↓こんな風に、常に3~4個タッパーで仕込んでる状態になっています。

↓重りのジプロックをどかすとこんな感じになってます。

↓ラップをどかして、表面や周りに少しカビがついてるので、それをキレイに拭き取るとこんな風にきれいな味噌が出来ています。

↓ホントキレイな色で美味しい味噌ですよ~!

↓こんな風に小さいタッパーへ移して冷蔵庫保管にして使います。

春先に仕込むと、夏の間に発酵が進むので一番仕込みの期間が短くて済む感じです。気を付けた方がいいのかなー、と思うのは秋に仕込むときです。秋(9~11月)は、どんどん寒くなって行く時期なので麹の発酵が遅くなっていくからなのかもしれませんが、カビが生えやすいのかなー、と思います。一回失敗したのは秋に仕込んだ時でした。

冬、春、夏の季節は失敗したことがありません。冬に仕込むと発酵が一番時間かかる感じですね^^。

あと、今では大豆を細かくするのはこちらのフードプロセッサーを使うようになりました。これがあるとめちゃ便利です^^。

まとめ

手作り味噌用にダイソーの大型タッパーめっちゃ使いやすいです。

実際にやってみた分かりましたが、一度に仕込む量としては普通の家庭であればこのくらい(2~3キロ)が丁度よいと思います。この分量なら出来上がったら1.5リットルくらいのタッパー2個に十分収まる量ですので冷蔵庫保管もしやすいです。

一度に大量に仕込んでカビが生えたりして失敗したら目も当てられないし、仕込みの作業が大変になるだけです。

このくらいの量だと、作業自体は慣れればそんなに難しくなく大変でもありませんので、試してみてはどうでしょうか。

半年~1年くらいで食べれるようになりまして、これで2キロくらいの味噌が作れるレシピになっています。

今ではうちでは味噌は自家製になりました^^!

以上ご参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

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