レジ袋の有料化の売上はどこに行くの?効果は?お店は儲かるの?

今年の7月から全面的にレジ袋の有料化が始まります。

現時点でもすでに有料化に踏み切ってるスーパーやドラッグストアは結構ありますよね。

うちの周辺でも最近になってレジでお金を取るお店が多くなってきました。

ところでこのレジ袋の有料化って国が決めたことですよね。お店ではこのレジ袋の販売で得たお金はどうしてるのでしょうか?国に納めてるの?それとも単に売り上げにしているの?

そして、どのくらい儲けてるの?とちょっと疑問に思ったので調べてみました。

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スーパーのレジ袋有料化 売り上げはどこに行くの?

レジ袋の有料化は、包装容器のリサイクル法関連省令の改正により定められたもので、同時に経済産業省からガイドラインが発表されていて、内容の詳細が記載されているものです。

これによると、レジ袋の販売に関して有償で提供することによってプラスチック製の買い物袋の排出を抑制することが目的、と書いてありますので、販売額は販売したお店の売り上げに計上される、と言う事が分かります。税金などのように国や地方自治体などへ納付されるものではないようです。

レジ袋の有料化の効果は?

というわけで、このレジ袋の販売というのは、お店の売り上げにそのまま計上されるようになるというのが実態のようです。

レジ袋の売り上げを国などに納付するわけではないんですね~!

だとすると、「そんなのもうけ過ぎじゃん!」と思ったりしちゃいますよね(-_-;)

でも、この制度の狙いは、上記の通りレジ袋を有料化することで、皆がマイバッグを持参するなどして無駄にレジ袋が使われることを減らす、ということにあるのです。

確かにレジでレジ袋にお金を払うお店ではマイバッグを持参している人をかなり多く見かけるようになった気がします。

統計上、レジ袋を有料化した店舗では7割以上レジ袋の提供が減った、という試算もあるようですが、実感としてもそんな感じです。

そういう意味ではレジ袋の有料化というのは、目的を達成するのにかなり有効な手段、と言う事が言えるのではないでしょうか。

レジ袋の有料化でスーパーは儲かるの?

でも、レジ袋の削減が目的、ということならレジ袋を有料化することでお店側が利益を得るのは、便乗商法じゃないか!という気もしますよね。

では、レジ袋を有料化することで、お店はどのくらい利益を得ることが出来るのでしょうか?

レジ袋の販売の売り上げは?

スーパーを例にちょっと考えてみたいと思います。

まず、スーパーがレジ袋で一日一体いくらの売り上げを得ることが出来るのか、ということを考えてみます。

これは、

一日のお客さんの来店客数×一人当たりが使うレジ袋の枚数×レジ袋の単価

で、大雑把に計算できると思います。

スーパーの来店客数なんて、どうやって調べるの???

と思われるかもしれませんが、これはスーパーマーケット協会という団体が統計データを発表しているのでこれを使ってみます。

<スーパーマーケット協会が発表している、一日当たり来店客数:下記リンクの214p>
⇒http://www.super.or.jp/wp-content/uploads/2017/10/H29nenji-tokei.pdf

これによると、スーパーの一日の来店客数は、概ね2,000人多くても3,000人くらい、ということですので、多めの3000人を前提に考えてみます。

一人当たり、レジ袋をどのくらい使うのか、についてはよく分かりませんので、実感として大体2~3枚くらい、という感じがするのでとりあえず多めに見て、一人あたり3枚一回の買い物でレジ袋を使う前提で考えてみます。

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次に、レジ袋の単価ですが、今まで行ったスーパーで一番高かったLサイズのレジ袋は一枚5円でした。ネットとかで調べても、Lサイズのレジ袋は3~5円くらいで販売しているケースが多いようです。

なので、とりあえず、一枚5円として計算してみます。

すると、3000人×3枚×5円@1枚=45000円

というわけで、スーパーがレジ袋を販売することで得られる売り上げは一日当たり45,000円、ということになりました。

ただし、実際には、レジ袋を有料化した後、お金を払ってレジ袋を買っている人はかなり少ないはずなので、もっと金額は小さいはず。

仮にレジ袋をお金を出して買ってる人が全体の50%とすると(実際はもっと少ないはずです)、45,000円×50%=22,500円ということになります。

また、3,000人というのはかなり大きなスーパーなので平均的にはもっと来店客数は少ない(平均値は2,000人/店舗のようです)ので、さらに金額は小さくなるはずです。

22,500円という値もかなり大きく見積もった数字と言えると思います。

レジ袋の販売でお店が得られる利益は?儲かるの?

そしてこのレジ袋ですが、ドラッグストアとか100均で似たような手提げ部分がついているレジ袋を買おうとすると、LLサイズの袋に相当するケースが多く、これは100円で20~25枚入り、というのが多いので、一枚当たり4~5円ということになります。

スーパーで仕入れてるのは業務用なのでもっと安いかもしれませんが、とは言っても1枚1円~2円くらいはするんじゃないでしょうか。

仮に原価が1枚1円だとすると、スーパーの利益は、3,000人×3枚×(5円‐1円)×50%=18,000円

というわけで、スーパーが得られる利益はせいぜい2万円弱(ただし、上記の通りこれはかなり多く見積もった場合の数字のはずです。袋の原価がもう少し高かったりしたら、ほとんど利益なしということになります。)ということですね。。。

因みにですが、仮に2万円弱の利益とした場合、、、個人のレベルで考えると「結構な金額じゃないの?」という気もしますが、一日当たり3000人来るようなスーパーは、スーパーの中でもかなり大きな店舗です。一日当たりの売り上げは数百万円~千万円くらいの規模になるので、それと比較するとやっぱり2万円程度の利益は微々たるものと言ってよいと思います。

スーパーとしては、この程度の利益でお客さんを失いたくないはずなので、できるだけ安い値段で提供したい、というのが本音ではないでしょうか。

(ただし、一枚1円以上で販売することが義務付けられているのと、レジ袋相当額をポイント還元したりすることも禁止されています)

逆に、お店側としては、レジ袋を一枚10円、20円で販売したら結構儲かるかもしれませんが、実際にそんなことやったらお客さんが来なくなっちゃいますので、恐らく原価に近い値段で販売しているのが実態なんじゃないかと思います。

というわけで!

私の試算によれば、レジ袋の販売でお店はほとんど儲けていない、ということになりました。(ただし、これはあくまで私の試算ですのでその点はご了承ください^^!)

是非、制度の趣旨を理解して、マイバッグを活用しましょう^^!

以上ご参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

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