釣りの後のレインウェアの洗い方は?お手入れで撥水性を復活させよう

釣りの必需品の一つレインウェア。

特に船釣りやボート釣りなどでは、海上は濡れて冷えたり風が冷たかったりするので一年中必要なアイテムと言えると思います。

上下セットで購入すると結構な値段のするレインウェアですが、使った後きちんと手入れをしないと、傷みが早くなったり、臭いがきつくなったりしてしまいます。

今回は、釣りで使用した後のレインウェアのお手入れについてみてみたいと思います。

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釣りの後のレインウェアの洗い方は?

通常使うレインコートも同じですが、レインウェアは使った後濡れたまま放置しておくと臭いがひどくなってしまいます。

特に、釣りで使うレインウェアは、長い時間着ているため中が汗で蒸れてしまうので、内側の臭いもきつくなりがちです。

また、表面に加工してある撥水効果が汚れや雨、海水などで落ちてしまうため、次に使うときにせっかくレインウェアを着てるのにその効果が半減しているということになりかねません。

そんなことを防ぐためにも、使ったら面倒でもきちんと洗って汚れを落として、お手入れをするようにしましょう。

これをやると、レインウェア自体もきれいに長持ちさせることができます。

お手入れ次第で持ちが全然変わってきますので、きちんとお手入れして大事に使いましょう!

洗う前の準備

1.洗濯の表示を確認する。

まずは、レインコートの裏生地についている「洗濯表示」を確認して、家庭での洗濯ができるレインウェアかどうかを確認しましょう。

↓これです。

↓よく読むと、中性洗剤を推奨しているのと、漂白剤の使用禁止、熱湯での洗濯、ストーブなどのそばに置くのをやめるよう推奨しています。また、洗剤による洗濯により撥水性が低下することも書かれていますね^^

ちなみに、この洗濯表示というのは、3年前(2016年)に改定されて、今のものは国際基準に統一されています。(上記のものは旧洗濯表示になります)

一番左のマークが「手洗い」のマークで、絵の中に数字が入っているのが、上限温度を表示しています。この商品は「30」と入っていますので30℃が上限、ということになります。

殆ど水でしか洗えないということですね・・・^^;

また、この洗濯表示だけでなく、注意書きもよく読んで禁止事項などがないか確認することがおすすめです。

一般的に、レインコート、レインウェアというのは、水を通さないポリエステルなどの素材で作られていますので、洗濯機で洗うのはやめた方がよいでしょう。水を通さない素材を洗濯機でぐるぐる洗ったりしたら、破損の原因になります。脱水機なんかもやめた方がよいと言えます。

手洗いで洗うのがおススメです。

レインウェアの洗い方

ここでは、私のレインウェアが「手洗い」のものですので、手洗いの方法をご説明します。

2.汚れがひどい部分に洗剤を塗布する。

一般的には洗剤は中性洗剤が好ましいと思います。

(ただし、商品によって違うのでよくご確認ください^^。中には洗剤不可のものもあると思います。)

3.手洗いで丁寧に洗う

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洗い方は、洗濯用の石鹸をよく溶かした洗剤液の中で、衣類の中心部を軽くつかみ、前後左右に振って洗う「振り洗い」、衣類をふわっと泳がせるように両手で寄せたり広げたりして洗う「アコーディオン洗い」がおすすめです。表面の汚れと、内側の汗や体臭を洗い流すことを念頭にゆっくり優しく手洗いします。いったん表面の汚れを落としたら、裏返して裏面を表にした状態で再度ゆっくり優しく洗うのもおすすめです。

4.十分にすすぐ

汚れが落ちたら、手洗いと同じ要領で、十分にすすぎます。特に裏面の洗剤は落としにくいので丁寧にやったほうがよいです。洗剤が残った状態だと次に使うとき、体に良くないですよ。

3と4は、大きめのたらいを用意して行うのがおススメです。

また、洗剤を使った洗いができない場合、温かめの水(上限温度以下)で、表面を裏を丁寧に洗い流すだけでもかなりの違いがあります。

↓こちら、5年前くらいに購入したリョービのレインウェアです。上州屋で購入しました。結構大事に使っているのでいまだに結構綺麗な状態で現役です^^。

↓ちょっと見にくいですが、一回海釣りに行っただけで、表面にかなりの塩が付着しています。この日は、それほど海が荒れていたわけではありませんが、やはり波しぶきをかなり浴びていたのだと思います。裏面も汗のにおいが素敵な状態です・・・

レインウェアの洗った後の干し方

丁寧に洗った後は、よく水を切って、形を整え、ハンガーなどにかけて日陰の風通しの良い場所で干します。

レインウェア 洗わないときのお手入れ方法

それほど汚れがひどくないときなど、洗うまでもないかな、という場合でも、濡れたまま放置しておかず日陰の風通しの良いところで必ず干すようにしましょう。

このとき、部分的な汚れやシミなどは、洗剤をつけた布や、水ふきんなどでよく拭いてから干すようにするのがベストです。

レインウェアはお手入れをきちんすれば撥水性も復活する!

レインウェアは、購入したときには、表面に撥水加工が施してありますが、水にぬれたり、使用後の選択で、この表面加工が落ちてしまいます。

購入後しばらくは必要ありませんが、何回か使ったり、洗濯したりして、水をはじきにくくなったな、と感じたら、よく干した後、防水スプレーを表面に吹き付けて防水加工を復活させましょう。

防水スプレー使用時の注意点

1. 対象物から20cmくらい離す
レインウェアから20cmくらい離して、全体にまんべんなくスプレーがかかるように吹き付けましょう。

2. 必ず風通しの良い屋外で使用
吸い込むと体に良くないので、屋外で、風向きに注意して使用しましょう。

3. 完全に乾燥させる
スプレーした後は、必ず風通しの良い場所で完全に乾燥させましょう。

まとめ

きちんと手入れをしたレインウェアは、水はじきがよくて、非常に使い易い状態を維持できます。

特に、船釣りなどで、雨に降られたり、波をかぶったりしたときに、レインウェアの撥水性がきちんとしているかどうかで、随分違いがありますよね。

使った後ちゃんと手入れをすると長持ちもしますので、使用後にはきちんとお手入れしてみるのがおすすめですよ!

以上ご参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

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